主夫の日々

家事で大事なのはいかに完璧にするかじゃない!いかに楽をするかだ!!

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主婦にとって美味しいがいかに重要かを知って欲しい。毎日料理を作るには食べる側の美味しいが必要なのである。

毎日の料理はシュフの時間を使って作られていることを書いた時に、色んな反応をもらいました。

毎日家で料理を食べている人は、その料理が誰の時間を使って作られたものかを知らなくてはならない。

その中に「私の時間を使っているのに、美味しいの一言すらないのが一番キツい」というものがありました。

これね、俺が主夫になって知ったことの中でも、かなり衝撃が大きかったことなんですよ。

「美味しい」という言葉は、ただ美味しいと褒めるだけの意味ではないのです。

今回は「美味しい」という言葉の持つ意味について書きたいと思います。

主婦と美味しいの関係

人は美味しいものを食べた時に自然に「美味しい」と口にします。

意識するまでもなく、口からその言葉が出てきます。

ですがこの言葉、家庭料理では言われないことが多々あります。

全く美味しいという言葉が出て来ない家庭も恐らく俺の想像以上に多いことでしょう。

それは何故かと言うと、毎日料理を作っているとシュフは料理を作業と感じるように、食べる側もやはりどこか食事を「出てきて当たり前」に感じている部分があるからなのです。

当たり前と思っているところから全ては始まっているのです。

美味しいと言うか言わないかの差

俺の父親は家事をほとんど手伝わないタイプでした。

家事は妻の仕事という典型的な古いタイプの人間で、「家事をしてくれてありがとう」なんて1ミリも思ってはいなかったと思います。今思い返しても妻は家事をして当然と言う態度でした。

だからちょっと衝撃的ですが、母の料理を食べて父親が「美味しい」と言ったことは、俺の記憶が正しければ一度もないんですよ…

友人からも料理上手だと評判だった母にもかかわらず、です。

しかし外食に行けば父親が「これ美味しいな」と言っているのは何度も聞いています。

つまり、父の中では母が料理を作るのは当たり前だったから、美味しいと言わなかったのだと思います。

 

一方、奥さんの実家は真逆でした。

父親が家事に積極的に参加するのも最初見た時は凄いなと思いましたが、一番凄いと思ったのは主夫でもないのに「料理は出て来るだけで素晴らしいんだ」と常に言うこと。

奥さんの実家で料理を食べたことは何度もありますが、義父が美味しいと言わなかったことは多分ありません。

奥さんの記憶でもないそうです。

 

父と義父の違いを比べるに、料理を作ってもらうのが当たり前と思っているか思っていないかで「美味しい」と言う回数に差が出るのだと思います。

全く言わない人は作ってもらって当たり前と思っているし、美味しいと言う人は料理が出て来る=作る人のことをきちんと認識していつからこそ感謝の言葉が出て来る。

全ての人がこうであれば良いのですが…

主フが求めるのは「大変さの理解」

シュフが家事をしてもらう側に求めるのは、まず第一に「大変さの理解」、他はその後です。

だから毎日料理を作るシュフにとって、「美味しい」という言葉はただ褒めるという以上の意味があるのです。

美味しいと言うのは感謝している証拠であり、当たり前と思っていないということだからです。

だから美味しいとすら言わない人は、シュフにとって料理を作る甲斐がないのです。

そうなってくると、シュフはもはや美味しい料理を作ろうとは思わなくなり、作る側も食べる側もつまらなくなります。あとはただ悪循環です。

作ってもらう側は目の前に出てくる料理が当たり前ではないことを、日々パートナーが作っているのだということを再認識することをおすすめします。

家事の手伝いをしないのも家電を買わないのも話を聞かないのも、全ての根本は「大変さを理解していないこと」が原因だ。

食べる側は「美味しい」と言う義務がある

毎日作る料理は本当に大変です。

昼に家族がいないとしても毎日朝夕の2食は作ることになります。

特に夕食は力の入れ方が違うので一日で一番大変です。

しかもその一番大変な作業が一日のほぼ終わりにやって来るというのも、大変さに拍車をかけています。

…と、ここまで書けばもう十分でしょう。

料理は作ってもらって当たり前ではないのです!

美味しいは単に料理に向けた言葉なのではなく、作ったものへの感謝の言葉なのです。

「作ってくれてありがとう」「大変だったね」など全ての意味を含めての美味しいなのです。

この言葉でシュフの苦労は全て報われるのですから。 

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なかなかその立場にならないとわからないことですが、「美味しい」というのは本当に大切です。

作り手はその一言で報われるといっても過言ではありません。

普段あまり言わないという人は、今後は是非言うようにしましょう!

 

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