突然ですが、今日の夕飯の料理を失敗してしまいました。失敗と言ってもいつもより少し、ん?と思う程度なのですが、それでも料理を担当している身としては色々と思うところがあります。今回はそれを書いていきたいと思います。
※LINEスタンプ「専業主夫の日々」発売中!
毎日作る料理のなんと難しいことか
毎日作る家庭料理、それは決して簡単なことではありません。その大変さは趣味で料理を作ることとも、誰かに振舞うために料理を作ることとも、1人暮らしで食べたい料理を作ることとも一線を画すものです。 家庭料理は家族のために作り、そして毎日作るから毎回料理を変えなくてはならない。献立を毎日考えることも一仕事だし、献立を決めた後の買い出しも一仕事だし、常に数人分作るのも一仕事です。
みんな当たり前のように言うけど、これらは全部片手間でできるほど簡単なことではありません。
シュフの頭の中がここまで献立に支配されているとは知らなかった。朝食を食べながら頭の中は昼食と夕食のことを考えている… - 主夫の日々
毎日だからいい加減になることもあるがそれが辛い
それに何より毎日だからどうしてもいい加減な部分が出て来ます。またいい加減な部分が出て来るから毎回美味しくできるとは限りません。俺もたまにあるんですけど、これが意外なほど辛い… 普段より調味料多く入った、または少なかったとか。普段より炒め過ぎた、普段より水分が多かったとか。
また美味しくなくても作り直す時間はないので出さなければならない。家族のことを思って作っているからこそ、上手く作れなかった自分が許せないという…
そんな料理でも家族は残さず食べてくれるけど、その料理が失敗したのを一番理解している自分にはそれがまた辛い…
毎日の料理を目分量でするのは面倒だから。これで感謝の言葉もないのなら手作り料理にこだわる必要もない。 - 主夫の日々
美味しいと言われるのが辛いと思う日が来るとは…
主フが作る毎日の料理は家事であり仕事です。そして仕事とはいえ毎日続けるには家族の理解と家族からの感謝が必要となります。
だから感謝の言葉である「美味しい」を言わないのは最早悪だと、かつて書いたことがあります。その美味しいを言われてこんなにも辛いと思う日が来ようとは夢にも思わなかった。
このくらいで良いやと思ってしまう
料理を作った側にとって一番辛いのは残されることで、次に美味しいと言われないことです。今回はそのどちらもされていないのに辛かった。今回の失敗は調味料を目分量でやってしまったこと。全ては自分が少し手を抜いたのが原因であり、自業自得です。
料理とは勝手に出来上がるものではないし、勝手に食材が冷蔵庫に入るわけでもないし、献立が勝手に浮かんでくるものでもありません。全て主フが自分の時間を使ってやっています。でもだからこそたまに「このくらいで良いや」と思ってしまう瞬間があるのです。
毎日ですからね、こう思うのも仕方ないのかもしれません。ですがその誘惑に負けて手を抜いてしまうのはプロフェッショナル失格です。一応これでもプロの主夫を自負しているので笑
料理は作業になってはいけない
料理は家事の中で一番比重の大きい仕事ですが、同時に日々の生活の中でも一番といって良いほど重要な要素です。そしてそれを担っている以上、作業になってはいけないなと痛感しました。
俺は基本的に家事が嫌いですが、だからといって家族を不愉快にしてまで手を抜きたいとは思っていません。家族に関係のない、または家族に影響の少ないところでは最大限に手を抜きますが、料理など密接に関係するところではいつでも全力一歩手前くらいで頑張っています。いつも全力投球だと疲れるので、その一歩手前くらいがちょうど良いです笑
でも今回のことを踏まえ一歩手前よりさらにもう少し前でも良いのかなと思いました。今まで肩ひじ張り過ぎていたのかもしれません。だから今回「このくらいで良いや」と思ってしまったのだと思います。
毎日のこととはいえ、料理を作業にしてはやはりダメです。料理を作る時は常に家族の喜ぶ顔を想像しながら作らなければならない。そう心から思った出来事でした。
皆さんも「このくらいで良いや」と思ってし舞うことのない、ちょうど良いところを見つけ力まず手を抜き過ぎずに行きましょう。
それでは!
フォロー・シェアしてね!
YouTube、note、Instagram、Twitter、LINEスタンプ
★★★★★★★★★★
YouTubeもよろしく!
漫画動画や語り動画を投稿しています。
書籍発売中!
おかげさまで重版しました!
noteで夫婦生活についての相談に答えています
男の意見は貴重ということで結構読まれています。悩んでいる方は覗いてみて下さい。
各種リンク
YouTube、note、Instagram、Twitter、LINEスタンプ