家事育児に無理解な人を批判すると、高確率で「いやいや仕事が忙しくて…」「会社が仕事を優先しろと言ってくるから…」と、できない理由をズラズラ並べる人がいる。それも大勢。
これは大体の場合、ただの言い訳だ。
いくら仕事が忙しくともやる人はやるし、やらない人は暇でもやらない。
結局やるかどうかは自分の意志で決めている。
また仕事が忙しいというのはやらなくて良い理由にはなり得ない。
何故なら多くの人は家事育児に参加できないほど忙しくないからだ。
忙しそうにしているだけで、実際忙しくない人が日本の企業にはゴロゴロ転がっている。
仕事が忙しいから参加出来ないというのは、結局シュフに対して無理解なんだよ。
※LINEスタンプ「専業主夫の日々」…の選考漏れイラストより
家事育児に参加しない理由を仕事のせいにするな
俺がサラリーマンをしていた時、稀に定時の18時で上がれることもあったが、基本的に早くて20時。遅いと22時過ぎまで仕事をしていたが、それでも家事はしていた。
食洗機がなかった時は自分が使った分の食器洗い、干したままになっている洗濯物があったら畳んだり、風呂に入るのが最後だったら風呂掃除、などなど。
やれることは色々とあるし、帰りが遅くて子供が寝ていれば邪魔が入らないので時間はかからないだろう。
早く寝ないと明日に響くと言う人もいるが、それはシュフも全く同じである。
仕事だけしてれば良い時代は終わった
かつての俺より遅くまで仕事をしている人ももちろんいるだろう。
だがそれでも家事育児に参加しなくて良い理由にはならない。
家事育児に参加しなくて良いのはシュフであるパートナーが「忙しそうだから参加しなくて良いよ」と言ってくれた場合のみだ。
何故なら本来やるのが当たり前だからだ。
シュフの方がメインでやるというだけで、働く側はしなくて良いということでは全くない。
それを勘違いしている人が多過ぎる。
自分は仕事!あとは知らない!というのは本当にもう古い。
家事育児は夫婦の仕事だ。だから本来夫婦どちらもやるのが当たり前なのである。
誰にとっても家事育児は大変
普段外で働いている方にとって家事は面倒くさい。子育てもそう。人を相手に何かするのは仕事だけで良いと思っている。
でもこれははっきり言ってシュフも同じ。
家事をしたくないのも面倒くさいのも大変だと思うのも全部、シュフも日々感じていることだ。
子育てに関しても同じで、ただ子供の相手をするだけで良いなら誰も子育て大変なんて言わない。でもそれだけじゃないから大変で、中には育児ストレスで倒れてしまうシュフもいる。
働く側が面倒だ休みたい辞めたいと思いながら仕事をするように、シュフも面倒だ休みたい止めたいと思いながら日々家事育児をしている。
どちらの方が大変でどちらの方が簡単なんて話ではなく、どちらも大変。
ただ一点違うのが「シュフ業には終わりがない」こと。
だから働く側は家にいる時は可能な範囲で家事育児に参加しなければならないのだ。
働くのは家族のためではないのか
働く側が働くのは家族のためではないのか。
なら家事育児に参加するのもまた家族のためだろう。
子育ては本当に大変で、子育てがセットになった家事は最早一人では無理だ。
だから子供のためパートナー(シュフ)のため、働く側が家事育児に参加するのは至極当たり前の話なんだ。
それをきちんと認識してから働いた方が仕事にもやる気が出るのではないかとすら思う。
仕事しか出来ないのは甲斐性なしだ
ちなみにサラリーマン時代の俺は家族のためだけではなく、自分のためにも仕事も家の事もしていた。
何故なら「仕事しかできない男なんて甲斐性がなさ過ぎて笑えない」と、本気でそう思っていたからだ。
さて世の無理解層はどうなのだろうか…?
▼お金を稼ぐのは尊い行為だということについて、俺の例を挙げながらnoteに書きました。noteで公開済みのハウツー・コラムもこの記事にまとめています。
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