普段育児に専念しているわけではない働く側は、子供と接する時自信のなさからか子供に「パパとママどっちにする?」と聞くことがあると思う。俺も何度もそういう場面を見たことがある。友人宅で、親戚宅で、外で…とそれなりに目にする機会は多い。
でもこれね、普段育児をシュフに任せている側は一番やってはいけないことなんですよ。子供は基本的に日常的に多く接している方に行きやすい。グズっている時なんかは特に。
子供に選択させるというのはあたかも子供の意見を尊重しているようにも見えますが、その実相手に押し付けているにすぎないのです…
子供に聞くのは相手への押し付けと同義
子供に「パパとママどっちにする?」と聞いたことがある親(基本的に働く側)は実際多いと思う。そんなどんな時でも子供の意見を尊重できる親はとても立派だ!偉い!!
…とは、実はならないのである。
子供を楽しませるために来た遊園地などで、二人乗りのアトラクションに乗る時などに子供に聞くのは何も問題ない。子供のために来ているのだから、子供に選ばせるのは子供の意見を尊重していると言えるだろう。
しかしこれが家で子供がグズっている時に聞くのでは意味が変わってくる。何故なら子供はグズっている時、冒頭でも書いたように普段多く接している方へ行くものだからだ。
つまりこの時親が子供に聞くのはやりたくないから、相手に押し付けるために子供に選択させようと思っているということになる。初めから答えは決まっているのだから…。まぁここまで意識してやっている親はほとんどいないだろう。大体は無自覚だ。でも「子供に聞く」とはシュフからするとそういうことなのである。
だってシュフは基本的に子供に聞かないもの。聞く前にやるし。
手が離せないから子供の相手をして!とお願いすることはあっても、子供にパパママどっち?なんて聞かない。少なくとも俺はそういう場面で子供に聞いたことはない。
聞く時点でシュフにはやる気がないと判断される
シュフからすると子供に聞くということは「自分でやる」という意思がないようにしか見えないし、子供が言うならやるかくらいにしか思っていないように感じるのである。もっとはっきり言えば、「やる気がない」ようにしか見えないのだ。
誰しもやる気があるなら聞かずに勝手にやるから
子供は基本的により多く接している方に行きやすい
これはかつて描いた漫画だが、この漫画を見ると子供とは「より長い時間接している」方へと行きやすいことがわかってもらえるだろう。
もちろん長いからといって接し方が間違っていればこうはならない。だから一概には言えない部分もあるが、子供がグズった時に駆け寄ろうと思う相手は「普段自分がグズった時になだめてくれる人」ではないだろうか。
そしてこれは大人でも同じ。困った時に頼ろうとするのは、「普段助けてくれる人」だろう。それが親子でも当てはまるという話。
だから子供に聞くとは意図しているかどうかに関係なく、「より長い時間接している方へ押し付ける」という構図になってしまうのである。
これを働く側はきちんと理解しておかないと、シュフと衝突の原因になってしまうだろう
働く側の育児に必要な姿勢は「主体性」
シュフが働く側に求めるのは、育児に主体的に取り組む姿勢。別に認識は「手伝う」でも問題ない。実際働く側のメインの役割は仕事をして給料を得ることだから。というより認識なんてどうでも良い。
シュフが欲しいのは、子供がグズった時にさっと駆け寄ってくれるような「育児に積極的な姿勢」と「行動」だ。つまり子供に聞くのではなく、「聞かずにやる」ということ。
ズラズラ書いてきたところで最後にもう一度念を押すけど、子供に聞くというのは「相手に押し付ける」のと同義だということ。これを是非理解してもらいたい
【ブログ更新】
— 河内瞬@主夫の日々 (@syufu_desu) 2019年9月5日
<聞かずに自分がやるが正解>育児において「パパとママどっち?」と子供に聞くのは相手への押し付けでしかない件
子供は普段長く接している方を選びやすい。だから聞けば高確率でシュフ側を選ぶ。普段育児をシュフに任せている人は一番やってはいけない行為だ。https://t.co/19ImIAQanG
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