在宅で子供を見ながら仕事ができない理由は、仕事が「集中が必要なもの」なのに対して子供が「集中を奪うもの」だから。集中を奪われながら仕事をすることは不可能で、子供を見ながら仕事をしていると思っても、実際子供を見ているとき仕事は完全に中断されている。
— 河内瞬@主夫の日々 (@syufu_desu) 2020年4月15日
上記ツイートに多数の引用RTをもらったが、基本的にどこも似たような状況のようだ。
育児とテレワーク
テレワークはむしろこのご時世もっと普及しても良いと思っているが、今はとにかく状況が悪い。コロナ騒動による一斉休校で子どもが家にずっといるから、子どもの相手で手いっぱいで仕事をする余裕などない。特に今年一年生の子はまだ保育園児みたいなものだから、仕事と両立はほぼ不可能と言っても過言ではない。
集中させてくれない存在と一緒に仕事をするということ
仕事は集中しなければできない。そして育児は自分以外に親の意識が向いていることが嫌なので、親が仕事に集中していると子どもは気を引こうとグズる。
つまり子どもがいる限り、仕事に集中することができないのだ。
テレワーク実施率が低い理由は育児
コロナ騒動で人命がかかっているのにテレワーク実施率が低いのは、単純に家だと仕事にならないとわかっているからじゃないか?
めちゃめちゃ少ない。
— 河内瞬@主夫の日々 (@syufu_desu) 2020年4月6日
テレワーク実施率は5% LINEと厚労省の新型コロナ調査で判明 https://t.co/obqTrdnvy9
俺がもし今サラリーマンだったとして、テレワークに切り替えるかを聞かれたらかなり悩むと思う。子どもがいる状態の家で仕事ができないことを俺はこの4年で思い知った。
子どものいる自宅は職場にはなれない
学校が休校中の自宅は保育園そのものだ。できる仕事は育児だけで、自宅はどう頑張っても職場とはならないのだ。だからテレワークで仕事を自宅に持ち込んでも仕事などできるはずもない。育児しながら仕事ができるなら、この世に保育園は存在しないはずだから。
約4年前から育児をしながらブログを書いたり漫画を描いたり活動をしてきたが、いつ作業をしているのかと定期的に質問が来る。この答えはすごく単純で、毎日子どもが寝た後にほとんどの作業をしてきた。つまり子どもが起きているときは作業ができなかったということである。学校があればその時間に作業をするが、一切ない今はほとんど夜しか作業時間がない状態だ。
仕事と育児は本来切り離すもの
もし育児をしながら仕事ができるなら、保育園は存在しない。
隙間時間にちょっとした仕事ができるよね?と言う人がいるが、その隙間時間すら子どもが奪っていくのである。ちょっとした仕事をする時間すらないのだ。乳幼児がいる家庭はメール一つ読むのですら1時間かかることもあるだろう。仕事は進まず、子どもも満足せず怒る。要するに育児と仕事は一緒にせず切り離し、どちらにも集中できる状況にしなければならないのである。
我が家も少し前までは昼間の多くの時間を自分の仕事に充てられていたが、今の活動時間はその1/5といったところだろうか。
今まで育児の大変さがなかなか理解されてこなかったが、この状況により子どもを見ながら在宅仕事が不可能に近いことを知った人も多いのではないだろうか。
育児とテレワーク問題。子どものいる自宅は職場にはなれない。
— 河内瞬@主夫の日々 (@syufu_desu) 2020年4月17日
休校中でさえなかったらテレワークは最高なのに…https://t.co/gPczWky0Nd pic.twitter.com/OJd8OimMsA
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