主夫の日々

家事で大事なのはいかに完璧にするかじゃない!いかに楽をするかだ!!

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家事育児の実態が可視化されたSNS時代の主婦・主夫の在り方とは。

 

昨今家事育児という役割に変化が訪れているように感じる。その背景には、SNSの登場で多くの人に「声が届きやすくなった」点があるだろう。中でもシュフ同士で声が届くようになったのは大きいと思う。何故なら「大変なのは自分だけじゃなかったんだ!」と思えるからだ。

そしてようやく今まで無視・見て見ぬふり・抑え込まれてきた声は広く届くようになった。これはシュフ業に何をもたらすのか。今回はこのことについて書きたいと思う。

 

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届くようになった声がもたらす影響

今までも家事育児が大変と口にする人は多かったが、届くのは精々パートナーや家族、友人知人くらいだった。そして届いても理解されなければそれまでで、誰にもわかってもらえず我慢するしかなかった。場合によっては変人扱いされたなんてこともあったかもしれない。

それがSNSの登場・普及により「家事育児が実は超大変」という主張は、多くの人に届くようになり可視化された。加えて実は世の多くのシュフが同じように思っていたことも可視化されたわけだ。

これはとても喜ばしいことだが、こうなるとある問題が発生する。それが家事育児をする側の「楽になりたい!」という主張と、「今までやらなくて良かったのに何でやらなければならないんだ!」という主張の対立だ。

 

シュフの負担減は己で掴むべし

時代が変わる時は大抵両極端な意見が対立する。上記の場合はシュフの負担減と働く側の負担増の対立である。

これはどちらの主張も正しいが今まで大変だったのに見向きもされてこなかった分、シュフの「楽になりたい!」という主張はやはり叶えられるべきだ。そしてそれは相手を巻き込まなくても、ある程度は自分一人で叶えられる。というより相手を巻き込んで叶うならとっくの昔に叶っているわけだから、まずは相手に頼らず自分の力のみで可能な限り叶える方が先だろう。

そしてそのためにはシュフも「家事育児で楽をするのは悪」という価値観を壊さなければならない。これからのシュフは家事育児だけに全てを捧げるのではなく、自分のためにも生きるべきだ。でなければ家事育児を続けるのはほぼ不可能だろう。

まぁこの価値観は元々ぶっ壊れていた(楽をするのが悪とか意味わからん)のだから、それが本来あるべき状態にぶっ壊れるだけなので何も問題はないのだが、この価値観に囚われてきたシュフにはキツいものがあるかもしれない。でもこれからは楽をして良い。それが本来あるべき状態なんだから。

 

これからの家事育児の在り方

ほんの少し前まではシュフは「家事育児をする存在」だった。そして誰もがそれを疑わず、大変と感じながらも「そういうものだから」と、シュフさえもその多くが一つの価値観に従ってきた。

もう良いんじゃないだろうか。約4年間主夫をやってきたが、家事育児は楽しくないことだって多い。もちろん楽しい部分がないわけではないが、大変な部分が多過ぎる。

シュフ業は全てが後手に回る作業だ。料理をしたから調理器具の洗い物が出て、人が動くと埃やゴミが舞うから掃除をして、着て汚れたから洗濯をする必要がある。子どもが泣くからあやす、子どもが怒るから言うとおりにする。全部が事後作業だ。つまりシュフ業とは、大層な名前を付けただけの後始末なのだ。

仕事が楽しいのは給料や名声など、結果を求めるから。だがシュフ業にあるのは、「次にまたやるために、ひと先ず終わらせた」という現状維持と繰り返し。料理も掃除も洗濯も名もなき家事も育児も全部が、次のために終わらせているだけに過ぎない。これを人のメインの役割にするのは、メインの役割とし続けるのはもう無理があるだろう。

 

新しい価値観

これからは家事も育児もメインではなく、副次的な位置付けでやるべきだ。もちろん家事も育児も大事だが、それは人一人を埋もれさせるほどのことじゃない。家事育児で忙しく他のことをする時間がないのではなく、やりたいことにまず時間を割くべきだ。そうしてから家事育児に時間を割くのである。

そんなの無理と言うならそこまでだ。でも現状を改善したいならやるしかない。

 

俺だって、SNSで活動する時間を確保して、そのために減った時間で何とか家事育児をしているから何とかなっているだけだ。俺にとってはSNS活動がメインであり、シュフ業はその次だ。だから毎日家事育児を続けることができている。

そういう意味では俺はもう主夫ではないのかもしれない。というより「主婦・主夫」という肩書きがもう時代に合わないのだろう。これは「男は仕事、女は家事育児」時代の役割の名称だから。

 

やりたいことがない場合

「そんなに楽をして空いた時間で何をするの?」

こんなことを言ってきた人がいた。俺の答えはこうだ。やりたいことがない場合には家事育児に全力を注げば良い…とはやはり思わない。本屋やネットでやりたいことを探したり、小さい頃の夢や本当にやりたいことを追いかけてみるべきだと俺は思う。

だって基本的に子どもが成人したら育児から解放されるわけだ。家事は育児がなくなったら難易度がかなり下がり、暇になってしまうのだ。そうなると多くの人はやることがなくて子どもに干渉する結果になるのではないか。それは親として絶対にやってはいけないことだ。

自分が20歳のころ、親からされる干渉はどうだった?あり得ないほど嫌だっただろう笑

やりたいことがない状態というのは、将来親側としてこうなる可能性が極めて高い。だから今のうちにやりたいことを見つけ、子供に依存しなくても良い状態にしておかなくてはならないのだ。それが子どもだけでなく、未来の自分のためでもあるのだから。

 

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