YouTubeと子供の関係のことを発信すると本当に反応は賛否両論だ。これはまだYouTubeというコンテンツとの付き合い方が大人も子供も定まっていないからだろう。
つい先日も下記記事をTwitterに出したところ色んな意見が来た。
我が家はYouTubeを無制限で子ども達に見せており、その結果子ども達に実際に起きたことを挙げ、YouTubeは決して悪くないコンテンツだと主張した。
そして多くの意見が来たわけだが、Twitter上で反応すると…やはり喧嘩腰になる笑
いや、俺は決してそういうわけじゃないんだけど、文字数の関係でどうしても言葉がキツくなることがある。また簡潔に聞きたくて質問を並べたら「?」が多くなり圧迫感を与えてしまったり…
そして一番の問題が、フォロワーが多い人から反応されると無条件で「相手を怒らせた」と感じてしまうことだ。
ということでこういう意見系の呟きに来た反応にはTwitter上では返さず、定期的に記事で反応していくことにする。今回の内容以外にも色々意見が来ているので、それらは追々答えていく。
では今回の内容に進もう。
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YouTube関係で我が家が徹底していること
長女にYouTubeを見せることを決めた時に、俺と奥さんが決めたことが二つだけある。それは「子どもが質問してきたら必ず手を止めて答える」と「むやみに怒らない」ことだ。これが功を奏し、長女は次第に変な動画を見ないようになっていった。
ではどう功を奏したのかを簡単に書いていこう。
子どもが質問してきたら必ず手を止めて答える
①運悪く変な動画を見る。
(変な動画を見ることは避けられない。これが嫌だというのならYouTubeは完全に禁止するしかない。)
↓
②怖くなって親に言ってくるから、その動画がどうして良くないのかをわかるまで説明する。
↓
①と②を繰り返すうちに長女は自分で動画の良し悪しを判別するようになり、仮に見てしまっても即別の動画に行くようになっていった。おかげでYouTubeを見始めてから1年後くらいから何を見るかは長女に完全に「安心して」任せている。もちろん質問してきたときに手を止めて答えるのは今も継続中だ。
変な動画すら教育材料に使ったと言えば良いかな。臭いものに蓋をするより、臭いをかがない術を教えた方が良いのは道理だろう。
むやみに怒らない
また子どもがたまたま変な動画を見てしまったとする。そんな時「そんなの見てはダメ!」と怒りながらチャンネルを変えたりしてはいないだろうか?これは逆効果だから止めた方が良い。
子どもというのは(まぁ大人もだが)取り上げられると、反発してよりやろうとするものだ。つまりこの場合は何とか親に隠れて動画を見ようになるということ。
ちなみにこれはほとんどの人に覚えがあるのではないか?自分の子ども時代に親に怒られたとき、素直に2度とやらなくなったという人は一体どれだけいるのか。ちなみに俺は親の目を掻い潜り、よりやるようになったぞ笑
だから我が家は仮に子どもが変な動画を見ていることに気が付いても怒らず何を見ているかを聞き、それはあまり良くない説明し、別の動画を見ることを勧める。子どもって頭ごなしに怒らなければ案外親の話を聞くものだ。
我が家の暴風雨のような次女も、この方法だとそこそこ話を聞き入れチャンネルを変える。次女に対しても今はどんな動画を見るかは完全に任せている。そしてたまに変な動画を見ていることに気が付いた時には怒らずに諭す。
親の管理が大事なわけじゃない
この「子どもがYouTubeで悪影響な動画を見たら」問題に正解はない。我が家の方法が正しかったのはたまたまかもしれないし、多くの人に当てはまるかもしれない。
それに禁止を正解と思っている人がいるようだが、それでは別の何かが出た時、またそれも禁止にするのか。それは本当に子どものためなのか、という話だ。
そして俺は親が管理するのも正解だとは思わない。もちろん最初は良いだろう。だがそれは一体いつまで続けるのか。管理し続けたら子供はいつまでも自分の判断で選択ができないだろう。なら永遠に管理し続けるのか?
また「YouTubeは教育にもなるから」なんていうのは後付けの理由だ。本当の理由は「子どもの相手が大変だから」に他ならない。子供にYouTubeを見せる全ての親がそうなはずだ。そうでないならYouTubeなんて見せず、親が一日中子どもの相手をすれば良いのだから。でもできないからYouTubeに頼っているのだ。
だから親がYouTubeを全て管理するのは意味がない。子どもの相手が大変だからYouTubeを見せるのに、そのYouTubeを子どもが健全に使うために時間を割いてあれこれ管理するなら、そんなのはもう見せなくて良いだろう。
無制限だからこその恩恵
我が家の長女も次女もインプットからようやくアウトプットに切り替わり始めた。だがこれは無制限だからこそ成しえたものだと思う。少しでも俺が管理していたら、今こうはなっていないはず。
何故なら子どもの能力を最大限に伸ばす方法は、「子どもに任せる」ことに他ならないからだ。親の邪念は子供の足を引っ張るだけ。それをよく理解した方が良い。
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