主夫の日々

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子供がYouTubeを見過ぎる?我が家が子供のYouTubeを一切制限せずにいたら起きた数々の変化を書こう。

 

 

俺は子供がYouTubeを見ることを一切制限していない。寝る時間や風呂の時間があるから20時には終わりだが、それ以外は何時間などの制限は一切ない。

だからか下記のような質問がよく来る。

・子供にYouTubeを見せるかどうか

・見せるとしてどれくらい見せるか

・親が管理するか子供に任せるか

・子供に悪影響があったらどうするか

・視力が低下したらどうするか

などなど、一気に広まったYouTubeに得体のしれない危機感を抱いている親は少なくないようだ。

その度に「みんな何をそんなに悩んでいるんだろう…」と思う。

今回はよく来る質問への回答と、一切制限しなかった我が家の子供達がどうなったかを書いていく。これを見て是非子供の自由にさせてあげてくれ。

 

 

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心配するのは何故YouTubeだけなのか?

以前YouTubeを7年見続けた長女がどうなったかについて書いた時も色々聞かれたけど、

 


YouTube・ゲーム・アニメ・漫画と子供向けの娯楽は色々とあるけど、はっきり言ってどれも同じ。これらを全て心配し始めたらキリがない。心配している親は全てのコンテンツをコントロールし、無害なものばかり選んで見せるつもりなのだろうか。子供にとって悪影響になることを心配しているのかもしれないが、そんなに心配ならYouTubeだけでなく、他も全部子供から取り上げれば良いじゃないか?

 

親の心配は子供の足をただ引っ張るだけ

親が管理したら子供は心底楽しむことはできないし、悪影響を気にするなら一切見せなければ良い。視力低下はYouTubeでなく読書などでも近くを見続けたり、その他の原因であったりと低下する時は低下するだろう。

 

子供が成長する時って子供自身が心底楽しんでいる時だと思う。それを親が管理してどうする?管理されている下で人は楽しさを感じることはできない。窮屈だと思うだけだ。俺自身ドラえもんの映画が子どもの頃好きだったが、「目を休めるために一時間で休憩!」なんて言われて集中しいている最中に止められたりでもしたら興ざめもいいところだ…

 

子供に悪影響があったらっていうのも同じ。確率の低いリスクにばかり目を向けてるだけ。YouTubeは公開されているあらゆる動画が自由に見れるが、中には親から見て好ましくない動画も確かにある。そしてそれを子供が見る可能性は少なからずある。だがそれらの動画を子供が見ることはそんなに高くはない。まず小さいうちは自分で検索できないし、検索できるようになるころにはその辺の分別も少しはつくようになっている。

我が家の子供達も怖い動画を見てしまったことはある。だがその時は長女も次女も怖いと報告してきた。報告してきたらあとは説明してあげれば良い。

また報告せずに隠した場合は「悪いこと」だと気が付いているわけだから、もう見ないようにするだろう。それで良いと思う。

またこういう問題は昔からあった。

・図書館で異様に怖いお話を読んでしまった

・友達のお兄ちゃんのちょっとエッチな漫画や暴力的な漫画を見てしまった

・ケータイで心臓が止まりそうなホラー動画を見てしまった

経験がある人も少なくないのではないだろうか?

要するにこういう問題は昔から、いつの時代も何らかの形であるものだ。

子ども達は何らかの形で年齢にそぐわない衝撃的なシーンに、コンテンツに遭遇することがあって、それらを全て防ぐことは不可能だ。そして良いか悪いかはさておき、それをもって子供はその恐怖を乗り越えていく。

視力の問題も同様だろう。画面を見るという行為はテレビもゲームも同じだし、距離が近いのはswitchやDSなどの携帯ゲームや漫画も同じだ。

どれもYouTubeだけの心配じゃない。もう一度書くがそんなに心配ならYouTubeだけじゃなく、全てを子供から取り上げるしか根本的な対策はない。そうすれば心配はなくなるが、それは子供にとって決して良い結果にはならないだろう。

 

一切制限せずにいたら起きた「子供の変化」

さて、我が家の子供がYouTubeを特に制限されず見続けて起きた変化は色々とある。

 

・ダンスに興味を持つようになった

MV見て真似したり、同じような子供が踊っているのを見て真似しているうちにそれなりに踊れるようになってしまった。覚えた振り付けは披露してくれるのだが、あまりにも上手だからダンススクールに入れようかなと本気で考えている。

俺は何一つダンスのことについては口を出したことがない。見ることを強制したこともない。というよりダンスの練習をしていることすら知らなかった。全て子ども達が自分で身に着けたわけだ。

 

・知識量が増えた

以前は俺が話していてわからないことは都度聞いてきたものだが、今は「あっそれわかる!」と答えることが増えてきた。そのほとんどがまだ学校では習わないようなことばかりで、実験系や雑学などのYouTubeからの知識であることは明白だ。

 

・自身で答えに辿り着く力を身に着けた

正直これが一番大きいと思う。今までは知識を頭に叩き込みその知識を引っ張り出していたわけだが、今はネットに答えがいくらでもある。頭になくても検索すれば誰でも答えは出せる。

重要なのはこの答えにいかに早く辿り着くかだ。これは慣れもあるし、手順もあるからやっただけ早くなっていく。そしてこれからはいかに覚えるかではなく、いかに早く検索し答えを探し出すかの方が重要になっていくと思う。覚えた知識をただ試すだけの資格試験はいずれなくなるだろう。どうしたって知識量はネットの方が多いんだから。まぁ間違った知識も多いが、それも含めての「正解へ辿り着く力」だと思う。

 

 

YouTubeに対して確かに色々と心配はあると思う。でもその心配は子供がYouTubeから学ぶことに比べれば些細なことだと俺は思う。

俺は子供には色んなことを学んで吸収していって欲しいから、今後も変わらずYouTubeは無制限で見せるつもりである。

彼女達は我々のような旧ネット世代…テキスト世代とは違い、ネット動画ネイティブ世代なのだから。 

 

 

▼お金を稼ぐのは尊い行為だということについて、俺の例を挙げながらnoteに書きました。noteで公開済みのハウツー・コラムもこの記事にまとめています。

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