子供をVR教室に通わせることにした、ととある友人が言った。
小学校高学年の子供を持つ友人は、週に一回VRで建物を作ることのできる教室に月謝二万円で通うことにしたそうだ。
俺はこれを聞いて二つのことが頭に浮かんだ。
・すべてを「教育」という形で子供に与えなくても良い
・子供に任せた方がもっと面白いことが出来そうだ
ということである
「教育」というパッケージで与えないと安心できない親
ゲームに肯定的でない友人が子供をVR教室に通わせた理由は、VRが「教育」というパッケージで販売されていたからだ。ゲームは皆にできるようになっているから教育という形にしづらいが、VRは流行る流行ると言いつつその価格からかなかなか浸透しないので習い事という形で「教える」ことが出来るのだろう。
子供にとっては確実に良い経験になるし、友人の判断は凄く良いと思う。
二万円という決して安くはない月謝を、いわゆる学校の勉強をする学習塾ではなく新しい分野の習い事に払うと決めた決断も素晴らしい。
しかし、その決断を出来るなら「VR買った方がいんじゃね?」と思ったのだ。
VRゴーグルはモノによるが5~10万円といったところだ。PS4と合わせても10万円から15万円くらいで買うことができる。そして購入してしまえば週に一回1時間など言わずに使い放題だ
ゲーム実況者はゲームを「習っていた」わけではない
YouTubeで人気のゲーム実況者だが、彼らが果たして子供の頃にゲームを「習っていた」だろうか?習っていたと答える人はおそらく皆無だろう。放課後友達と集まってゲームで遊んでいただけのはずだ。
10年前子供だった自分達の常識や面白いと思った感覚が、現代の常識になっている。ということはつまり現代の子供の常識が10年後、20年後の常識をつくるのだ
※LINEスタンプ「専業主夫の日々」…の選考漏れイラストより
YouTubeを見るのも子供に任せた方が良い
今だったら「子供がYouTubeを見過ぎている」と不安な親が多いのではないか。
しかしそれは何の不安だろう?未知の物への不安なんだろうが、「見過ぎている」とは一体何に対しての見過ぎている、なのか。
一時間や二時間で休憩をとるというのも、何の根拠だろう。全てがなんとなくである。熱中しやすい子供の目を休憩させたりする目的があれば良いが、何となくで与えなかったり取り上げるのは微妙だと言わざるを得ない。
かつてゲームに熱狂してた子供達がゲーム実況者という職業を作り出してしまったように、今YouTubeに夢中な世代も新しい職業を作り出すことだろう。
大人がすべきは未知の物への恐怖に対する一種の「諦め」と、未来の大人である今の子供を信用することではないか。今の大人の常識は10年・20年前から今までに形成された古い常識なのだから
【ブログ更新】
— 河内瞬@主夫の日々 (@syufu_desu) 2019年9月11日
<子育ての不安を習い事で解決しなくて良い理由>VR教室に子供を通わせることにした知人の話を聞いて考えたこと。
YouTubeで大人気のゲーム実況者だが、彼らは10年前ゲームを「習っていた」わけではない。そんな10年前の子供達が今の常識を作ったのだ。https://t.co/GoThYNkSPH
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