サラリーマン時代から、家族のために料理を作っていた。料理は基本的に手をかければ美味しくなるもので、毎回家族は美味しいと言ってくれていた。
ところが主夫になって毎日料理を作るようになるとあることに気が付く。毎日手の込んだ料理など作ってはいられないということに。
となると簡単に作れる料理が台頭してくるわけだが、簡単な料理ほど美味しく作るのは難しい。また冷蔵庫の残り物や突発的にいただいた野菜など、材料消化の為の謎料理が続く日もあるわけで…
毎日美味しい料理を作るのは本当に簡単なことではない
サラリーマン時代卵焼きだけは上手くならないと思っていた
卵焼き、それはシンプルな料理の代表的な料理だ(と俺は思っている)
味付けは各家庭どころか、作る人によっても変わるだろう。食べる側も甘い方が良い人、しょっぱい方が良い人、出汁が効いてる方が良いという人もいれば、卵本来の味だけで良いという人もいるだろう。
だが卵焼きが真に大変なのは味付けではなく、焼き方だ。焦がさず綺麗に巻くのは本当に大変。サラリーマン時代の俺も何度か作ったことがあったが、卵焼きだけは上手くならないと諦めていた
下手な頃も毎回美味しいと言ってもらっていた
そんな俺は主夫になり、サラリーマン時代に奥さんが俺にしてくれたように弁当を毎日作るようになった。奥さんは卵焼きが好きだから毎回入れた。
でもいきなり上手くなるはずもなく、最初は焦げたり綺麗に巻けなかったりした。だが奥さんは毎回美味しかったと言ってくれていた。
人は単純な生き物だから、こうなると「本当に上手く美味しく焼けた状態で言ってもらいたい」と思うもの。俺は苦戦しながらそれからも毎日作り続けた
毎日弁当作っていたらできるようになった
そして気が付けば上手く焼けるようになっていた。まぁ毎日作っていれば慣れるし、嫌でもコツがわかってくる。
毎日作り続け、一月経つ頃には一切失敗することはなくなった。意外と早く出来るようになった。サラリーマン時代にあれほど「無理!」と思っていたのは何だったのか
料理は慣れと向上心と「相手からの感謝」
俺の卵焼きの例を参考に考えると料理は慣れも向上心も大事だが、一番大事なのはやはり「感謝の言葉」だなと改めて思った。そしてその最上級の言葉が「美味しい」だ。「ありがとう」も大きいが、料理に関しては美味しいの方が上。
奥さんが俺が上手く焼けない時から毎回美味しいと言ってくれたから毎日続けられたのは言うまでもない。人は不得手なことを毎日黙々と続けられるほど我慢強くない。他に上手く作れるものがあるなら、不得手な方を諦めそっちを作る方がはるかに簡単だからだ。
※LINEスタンプ「専業主夫の日々」…の選考漏れイラストより
…ということは食べる側がしつこいくらい毎回美味しいと言えば、作る側のスキルはどんど上がっていくということになり、食べる側はより美味しい料理に溢れた毎日が送れるようになるということ。
つまり美味しいという言葉は作る側・食べる側双方に有益な言葉だということだ。なら言わないのは凄くもったいないじゃないか。
ということで普段言わない人は次回から毎回言った方が良いぞ。
それが結局自分の幸福度を一番上げる。だってどうせなら作る側も食べる側も幸せになれる料理を作りたいし食べたいじゃないか。美味しい料理は間違いなく人を幸せにするのだから
【ブログ更新】
— 河内瞬@主夫の日々 (@syufu_desu) September 1, 2019
「料理は慣れと向上心と家族からの感謝!これが揃えば大抵の人は美味しい料理が作れるようになる」
毎日家族の好きな美味しい料理を作れれば良いが材料消化のための謎料理を作らなければいけなかったり現実には難しい。だがそれを可能にするのが「美味しい」だhttps://t.co/FJdj9P79nS
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