家事育児のことや夫婦のことを発信して様々な反応をもらうけど、その度にいつも思う。 夫婦なんて元は他人同士なんだから相手を思いやる気持ちを互いに持って、さらにそれを言葉にしなければ関係を維持できるわけがない、と。
サラリーマン時代の俺も決して完璧ではなかったけど、結局夫婦に必要なのは相手を思いやる気持ちとそれを言葉にして伝えることなんだと思う。人はエスパーみたいに思ったことを相手に言わずに伝えられるわけじゃないのだから
夫婦はそれぞれ自分のことを優先しがち
外で働く仕事も、家で子供の世話をする育児も、家のことをする家事も、どれも簡単なものはない。どれも大変でありなくてはならないものだ。
でも忙しかったり手が回らなかったりすると人は簡単に余裕をなくす。そして余裕をなくした人は簡単に他人を攻撃する。その余裕のなさから来るストレスを発散するように。
夫婦なら「自分の方が大変だから手伝え」「忙しいからそれはお前がやれ」という感じだ。会話もなく夫婦喧嘩が絶えない家庭ではよくこういった対立になるだろう。手が回らず猫の手も借りたいシュフと、仕事で忙しく疲れているから家ではゆっくりしたい働き手という構図。
そしてこれは正直どちらも正しい。正しいからこそ自分の意見を貫く結果、衝突してしまう。
人生の伴侶は召使いじゃない
夫婦は互いが人生の伴侶だ。結婚後離婚しない限り死ぬまで一緒にいる。
(1人の人と何十年も一緒に生活することを強制するシステムが、変化の激しい今の時代に合っているのか甚だ疑問だが…)
そしてずっと一緒だから、数年も経てば必ず一緒にいることに慣れる。人は慣れる生き物だから。そして普通にしていると相手を気遣う心が徐々に薄れていく。これも仕方のないことだ。
でも結婚相手ってあなたの召使いじゃない。だから感謝は言葉にして伝えなければならない。思っているだけじゃ伝わらない。
言わなくても伝わるのが夫婦?馬鹿言うな。
ずっと一緒にいる夫婦だからこそ、言葉にして相手に伝えなければならない。互いに大事に思っていれば言わなくても伝わる、そんなのはただのエゴ。人はそんなに器用でも万能でもない。むしろ欠陥だらけ
夫婦はたった一言で円満な関係を維持できる
これは今の俺が、かつての俺に言わせたい言葉の数々
俺はもう立場が変わってしまい、家事育児を1人で頑張っていた奥さんに言ってあげることはできない。同じ立場になって大変さを知り、言わなかったことをどんなに後悔してももう遅い。
逆に今働いている奥さんは俺に毎日色んな感謝の言葉を言ってくれている。働いていた頃の俺は感謝の言葉が足りなかったはずなのに。もう感謝しかない。我が家は間違いなく奥さんの優しさで夫婦仲が維持できている。
だから今働いていて、家事育児をシュフに任せきりにしている人は是非感謝の言葉を伝えてあげて欲しい。家事育児に参加するのも大事だけど、まず感謝。
関係が壊れてからでは遅い。壊れる前の「今」言ってあげて欲しい。何故ならあなた達は俺と違い、「今」言えるのだから
【ブログ更新】
— 河内瞬@主夫の日々 (@syufu_desu) 2019年8月31日
「夫婦は互いに感謝の言葉を忘れなければ円満な関係を維持できるもの。夫婦喧嘩も離婚も感謝の言葉がないから起こる」
夫婦だって元は他人同士なんだから、相手を思いやる気持ちを互いに持って、さらにそれを言葉にしなければ関係を維持できるわけがない。https://t.co/INFp90NDnR pic.twitter.com/AeSycXq6z9
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