俺は元々整理整頓されていないと気が済まない質である。逆に奥さんはどちらかというと散らかりは気にならないタイプなため、結婚してからというもの掃除担当は常に自分である。
そんな俺も主夫になってからは整理整頓も最低限に…生活が忙しくなると掃除ばかりしているわけにもいかないし、頻繁に使うものは片づけず出したままにしておくようになった。
一方奥さんは働き出してからよく片付けるようになった。多分家にいる時間が減ったことで、散らかっている状態が目に付くようになったのだろう。何であれ片づけるようになったのは喜ばしいことだ。
しかし何故か真っ先に片づけ始めるのが俺のゾーンであることが多いのだ。
人は何故他人のことばかり気になるのか
奥さんは働くようになってから散らかっている状況が気になるようになった。一方の俺は常に家にいるから散らかっている状況に慣れ、というかよほどのことでなければ気にならなくなったように思う。
だからこそ余計気になるようになったのだろう…本当に人間人の物は無駄に見え、いらなく見える身勝手な生き物である。それが生活空間ならなおさらだ。
奥さんは専業主婦時代からとにかくよく本を読んでいたが、働くようになってからは時間がなかなか取れず読めないままになっている本が大量に「積読」状態になっている。別に自分は気にならないし、少しずつ読んでいるから俺は良いと思ったが、俺の作業スペースにまで片づけの魔の手を伸ばしてくるならそちらはどうなの?と言ってみた。
そうするとごにょごにょと歯切れの悪い返事である(笑)
人間とは他人のことばかり気にする生き物である。もっとも他人を気にしている暇があるなら自分に投資した方が100倍良いと俺は思うが…
自分のことを棚に上げる問題
他人のことばかり気にして、他人のことばかり指摘する人で自分のことが完璧に出来ている人を俺は見たことがない。以前帰省すると毎回親戚が子供達の容姿のことを言ってくるという記事を書いたけど、そういうデリケートな部分に土足で踏み入ってくる人に良い人がいるわけがない。まぁ普通に考えて非常識だ。
というか自分のことを棚に上げ過ぎなのだ。人のことよりまず自分のことを何とかしたり、自分に集中した方が人生は良くなると思うのだが、人間現実を直視するのは辛いし大変だから他人に目が行くのだろう…
まず自分のことをきちんとしてから言おう
誰かに何かを言うときは自分のことをきちんとしてから言わなければならない。直すべきは、変わるべきはいつだって自分が先だ。だけどそれは難しい。自分に難しいことは他人にだって難しい。だから基本的に人のことをとやかくなんて言えないのだ。
これは夫婦でも同じ。夫婦喧嘩の絶えない夫婦は互いに相手のことばかり気にして、相手のことばかり指摘し合う。これでは衝突するのは当たり前。働く側が家事育児のことを言うなら、自分も家事育児に参加してからでないと言う資格がないのは考えるまでもなく当たり前だろう。
言うだけなら誰にでも出来る。でもその言葉に説得力を持たせられるのは、きちんと自分のこともやっている人のみ。つまり人のことを気にしている暇があるなら、口を動かす前に行動し、まず自分のことに目を向けろということだ。
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