主夫の日々

家事で大事なのはいかに完璧にするかじゃない!いかに楽をするかだ!!

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主夫を続ければ続けるほど、どんな簡単な家事も簡単とは言えなくなっていく件

 

以前の「3食以外の料理は野菜茹でですら面倒に感じる」という記事を書いたが、あまりにもわかっていない反応が未だにたくさん届くので今回補足しようと思う。

 

「野菜を茹でただけ」は正解であって正解ではない

先日のツイートに数多く来た「夜に野菜を茹でただけだろう?」という反応についてだが、以前の記事でも書いたがこれは正解であって正解ではない。

家事をやらない人にとって野菜を茹でるとは文字通り「野菜を茹でる」だ。沸騰した湯に塩を入れて野菜を入れるだけ。実に簡単だ。火傷に注意しないとな…くらいだろう。

これが少し家事をしたことがある・普段から少ししている人の脳内だと、野菜を茹でる工程に「調理器具を洗う」という項目が追加される。しかもそれが一日家事をした上でやってくるわけだ。そんな状態で新たに家事をする気など起こるはずもない。例え「野菜を茹でる」という超簡単な家事であってもだ。

つまりシュフにとって夜に「ただ自分が今食べるための野菜茹で」とは、どんな家事よりも面倒なのである。字面や手間とは裏腹に、簡単とは真逆な家事なのだ。

 

 

夜に「ただ自分が今食べるための野菜茹で」をサラリーマンに例えてみる

シュフにとって夜に「ただ自分が今食べるため」に野菜を茹でるということをサラリーマンに置き換えるとどうなるかというと、こうだ。

自分の仕事が終わりタイムカードを切ってからさらにサービス残業をし、そのサービス残業をやっとの思いで23時に終わらせた上で、今やらなくて良い仕事を始めるようなものだ。

まぁ自分をとことん追い込むのが好きな人以外は、誰もやりたくはないだろう。シュフが夜に「ただ自分が今食べるために野菜茹でる」というのはそういうことだ。だから太ってしまう可能性を理解しながらもお菓子に手が伸びてしまう。お菓子はパッと食べれるから。

 

太りたくないのに食べてしまう理由

ここで大事なのは「太るのが嫌なら食べなければ良い」とシュフに言うことではない。そんなこと百も承知。言うなればサラリーマンが仕事上がりに酒を飲んで帰るのと同じでストレスの解消でもあるし、純粋にお腹を満たすためでもあるし、その手段は手軽であった方が良いに決まっている。

ここで相方がやるべきは結局太りにくいものを用意してあげることなのだ。野菜を茹でるのが面倒なら、仕事帰りにスーパーでサラダを買うでも良いだろう。

 

簡単の定義

簡単の定義とは人によって全く違う。特に家事に関してはやったことがある人とない人で違うし、やったことがある人と日常的にシュフを手伝っている人でも違うし、日常的に手伝っている人とシュフでも違う。後者ほど簡単の定義は厳しくなる。

 

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※LINEスタンプ「専業主夫の日々」…の選考漏れイラストより

 

家事をしたことがない人は米・味噌汁・焼き魚でも簡単だと言うだろう。これがシュフなら調理せずパッと食べれるものが簡単と言えるラインになる。まぁ究極的に簡単なものはお菓子などだろう。

冷凍しておいたおかずをレンチンで解凍するのすら面倒に思うシュフもいる。シュフは自分のためだけの料理になると途端に面倒くさがりになるのだ。何故ならそれをするのが仕事のシュフであっても、家事なんて自分のためにはやりたくないからだ。

だから日常的に家事をしているシュフにとっての簡単な家事とは「無」だ。何もしない。これがシュフにとって「唯一」の簡単だ。他はすべて簡単ではない。普段家事をするからこそ簡単のハードルは限りなく低いのである。

 

俺なんて平日の昼は家に自分しかいないから、昼食は朝に昼の分まで炊いた米と冷蔵庫にある豆腐や納豆だけで済ませることが多い。自分しか食べないのに手間暇かけてなんかいられない。また作業や家事の調子がいいと昼食を抜いてしまうことだってある…あまり良くないことではあると思うが。そしてこれは多分俺特有のことではなく、シュフは全員がどこかこういう部分があるはずだ。

家事をやったことがない人には簡単に見えることでも、家事のスペシャリストであるシュフだからこそ簡単とはならないのである。それを家事をやらない人には是非理解して欲しいものである。

 

 

 

 

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