長女の絵の上達スピードが最近尋常ではなく、戦慄している。その理由がとても現代的だなあと思うので、そのことを書こうと思う。
※LINEスタンプ「専業主夫の日々」…の選考漏れイラストより
長女の絵がぐんぐん上達する一番の理由
俺が子供の頃自分の描いた絵を褒めてくれたのは親とクラスの友達だった。あとはせいぜい友達の親から褒められるくらい。何かの賞をとったりすれば同じ学校の生徒に褒められることはあっても、直接声を届けてくれるのなんて数人から頑張っても数十人とかだろう。
ところが今はSNS全盛期。絵を描き投稿すれば不特定多数の人に見てもらえる。俺の時とは見られる数の分母が圧倒的に違う。そして大きいのがいいねがもらえることだ。俺の子供時代とは違ってただ褒められるだけではなく、褒められた数が数字で一目でわかる。
初めはもちろん誰にも見られないが、投稿し続けると徐々に見られるようになり、見られる数が増えればいいねをされることも増え、それを原動力にまた頑張って絵を描くという好循環だ。
フィーバー状態になればなるほど上手くなる
投稿→いいね→描く→投稿→いいね→描く…というフィーバー状態に突入してしまえば上手くならないわけがない。人が何かを作り続ける時の一番のインセンティブは他者からの称賛だ。大人になると一番がお金になる人も多いが、褒められることが何よりの原動力になるのは誰しも共感できるのではないか。
長女は今まさにこのフィーバー状態で、描けば必ず誰かが褒めてくれる。だから常に絵を描いている。親を越すのは一瞬だろう。
クリエイターに必要な環境は全て揃っている時代
SNSの登場は不特定多数の人と簡単に繋がることを可能にしたけど、「他者から褒められる」ということも簡単にした。作品を投稿する場所は本当に多くある。Instagram、Twitter、note、pixiv…などなど有名なところだけでも色々とあるし、動画投稿目的のTik TokやYouTubeにもイラストや漫画を投稿する人が増えている。また長女は最近Mirrativでも動画配信も始めた。
俺はやれとは一言も言っていない。また俺のSNS活動はほとんど見せていない。そんな長女はその存在もやり方も全てSNSから仕入れてきた。本当に凄い時代だと思う。
昔は雑誌の編集者や誰かに「認められて」初めて作品を世に出すことができたわけだが、今はSNSで人気になれば仕事の方からやってくる。
必要な発表する場は全て揃っていて、逆に言えば環境がどうとかの言い訳はできないと言っても良い、それくらい贅沢な時代だと思う。
クリエイターになって成功したいのであれば、まずはSNSに作品を投稿することから始めてはどうだろう。方向違いでさえなければ、昔よりはるかに沢山の人に作品を見てもらえるだろう。
「とりあえずやれ」とはよく言ったもので、確かにとりあえずやることでしか始まらないのだ。
noteでは家事育児に対する考え方や下記のようなSNSの運営方法を書いています。
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