ゴールデンウィークも後半戦。皆様いかがお過ごしでしょうか。
10連休を喜べない人達
今年のゴールデンウィークはなんと10連休です。そして今日は7日目。7日(1週間)も休んだのに、まだ3日も休みがある!
…と素直に喜べる人は一体どれだけいるのか。「休日=完全な休み」なサラリーマンくらいでしょうか。サラリーマンでも職種によっては交代で会社に顔を出さなくてはならない場合もありそうです。
でもどんな職種でも、10連休中全く休みがないという人はほとんどいないでしょう。
…でもね。実はいるんですよ、全く休めない人という人達が。それが「家庭が職場」のシュフです。
※漫画「手伝う発言がどうして過剰に反応されるのか 」より
なんと10連「勤」になるシュフ
子供も外で働く人も基本的に活動の場は「家の外(自宅で自営業の人は除く)」です。だから休日はその活動の場から離れて家にいることが多くなる。頻繁に出かけたとしても通常よりは家にいる時間が長くなるでしょう。
ということは必然的に「家庭が職場」のシュフの仕事が増えるということです。
昼食という仕事
平日なら子供は学校で給食、サラリーマンは外食か弁当。つまり家で昼食を食べることはほとんどない。だからシュフは家事や育児の合間を縫って自分のタイミングで昼食を食べることができる。何なら食べなくても良い。食べないということは料理を準備する手間もいらないから、日々家事に追われるシュフには絶好の手抜きポイントである。
もちろん空腹を我慢してまで食べないことを強行したりはしないが、少しの空腹感なら我慢する方を選ぶほどに「毎日の家事」とは壮絶な作業なのである。
家族が家にいる=仕事が進まない。
家に誰かが常にいる状態というのはシュフの作業効率を低下させる。子供は些細なことで親を呼び、作業を頻繁に中断させる。微笑ましくもあるが、家事や料理の合間に呼ばれると気が散るものだ。
シュフが何故1日中家事をしているかというと、育児で中断させられたり家族からの遠慮のない声かけで家事だけに集中できないからだ。家事にだけ集中出来たら家事なんて半日あれば完璧に終わる。でもそんなのはあり得ないから、シュフは1日中家事をしているのである。
家の中が永遠に片付かない、あらゆる物が爆速で減る
子供が1日中家にいるということは、1日中散らかすということ。片付けるのも家事でありシュフの仕事であるが、ここは思い切って諦めるしかないだろう。そうでないと気が滅入ってしまう。
また家族が常にいるとあらゆる物の減りが早い。トイレットペーパー、ティッシュ等の備品、冷蔵庫の飲み物や食材もそうだ。
それに「気が付く」という家事も通常の倍必要になり、家にいるのに気疲れしてしまう。
大型連休と長期休暇の違い
1ヶ月以上子供が休みの夏休みに比べたら、数日のGWなんて大したことない。
数年前に友人に言われたセリフだ。そしておそらく「10連休大変!大型連休なんて要らない!!」と言えば、シュフ業をしたことがない人は同じことを言うだろう。
だが違う。大型連休と子供の長期休暇では決定的に違う部分がある。
それは何かと言うと、「働く側が同じ期間休みかどうか」だ。
正直に言って子供の昼食など簡単だ。子供は見た目より味を重視したり食べやすいものを好むから、レトルト食品や乾麺が続いても逆に喜ぶ。
だが働く側は大の大人だ。昼食だけだがそれでも、大の大人に連日レトルト食品や乾麺では飽きたなどと文句を言う。また普段働いて給料を稼いできてくれている部分があるから子供と同じような手抜きメニューも連日は気が引ける。(やはり外で働いてくれている点には感謝しなければならない。)
だから連日レトルト食品や乾麺というわけにはいかず、献立決めに頭を悩まされることになる。
パートナーが家事不参加な場合は特に最悪
ただでさえ連休は家事が増えるというのに、家事を一切しない姿を連休中ずっと見せつけられるなんて最悪だ。だからこの場合シュフはキレて良い。シュフには「キレる権利」があるのである。
喜ぶ家族の陰で苦労が増えるシュフを労わってあげて欲しい
GWが10連休になるのは今年だけだが、それでもGWは毎年シュフにとって苦行の日々だ。家族のサポートがなければ本当に邪魔なだけの連休になってしまう。特に子供が小学生以上だと、GWの一月前に春休みがあったばかりだ。
働く側だけではないのだよ、疲れているのは。シュフだって疲れている。
だから連休は是非家族で楽しめるように家族全員でシュフをサポートしてあげて欲しい。だって自分達だけが楽しくてもつまらないじゃないか。
大型連休には帰省というイベントもある
大型連休には働く側も休みだから「帰省」というイベントもある。
迎える側が温かく迎えてくれるなら問題無いが、そうでない人は意外なほど多くいる。特にシュフにとっての義実家は、疲れるために帰省するというふざけたパターンも多い。そしてそれに家族が全く気付かないというパターンも…
帰省とは「必ずしなければならないもの」というわけではないし、家族そろってしなければならないわけでもない。是非帰省シーズンをシュフに羽を伸ばす機会にしてあげて欲しい。
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