子供を連れて出かけると未だに言われることがある。
それは「休日に子供を連れて出かけて優しいパパですね」という言葉。言われ過ぎて、正直毎回「???」となる。
俺だけじゃなくて、周りに沢山いる子連れの母親も同じことをしている。最近は父親も本当によく見るようになった。子供達が休みの日に連れて出かけるのは普通のことで、それは別にシュフであるかどうかは関係がない。
何故なら親の片方が子供を連れて出かけなければシュフは子育て休みがないし、 働いている方と子供だけの時間もないからだ。
家族で出かけるのももちろん良いが、毎回それでは奥さんは一体いつ子育てから離れられるのか。働く側が休みの時くらい奥さんを子育てから離してあげるべきだろう。
※LINEスタンプ「専業主夫の日々」…の選考漏れイラストより
休日に父親が子供を連れて出かけるのも当たり前
働く側の休日は「シュフに一人の時間を与えるためにある」と言っても過言ではないと俺は思っている。そうでなければシュフが休めないからだ。
平日は仕事で忙しい?だから休日は自分のために使う?
働く側が子供より自分を優先して良いのなら、何故シュフは自分を優先してはいけないのか。 休日までシュフにばかり子育てを優先させるのは不公平ではないのか。
シュフだって親である前に一人の人間であり、自分を優先する時間が必要だ。そしてそれはパートナーの協力がなければ出来ないのだから、全面的に協力してあげるべきだろう。
育児はシュフだけの仕事ではないのだから。
父親が子供を連れて出かけるのはもう「当たり前」
俺が子供を連れていると「優しい」と声をかけて来るのは8割が年配の女性。
恐らく父親だけで子供を連れて出かけるなどあり得ない!という時代に育児をしていたのだろうが、むしろそんな時代に一人で頑張った女性の方が圧倒的に凄い。
そして今は子連れの父親はそんなに珍しくもないし、俺が休日に子供を連れて出かけるのも別に優しいから、ではない。
本当に凄いのは夫婦で子育てをする風潮になってきている中、それでも父親が参加してくれないので仕方なく一人で子育てを頑張っている母親の方だ。
奥さんと一緒に家事育児をしている俺は、本当に何も凄くない…父親を褒める前に、今子供を一人で公園に連れてきている母親を褒めてあげてくれ。
育児本「ママと〇〇」が多過ぎ
これは余談だが、育児本はどこを見ても「ママと〇〇」という本ばかりだ。
長女が生まれた10年前(サラリーマン時代)に仕事をしながら育児に参加する上手い方法はないかなと本屋で探したけど、見つかるのは「ママと〇〇」という本ばかりで子育てをする母親に向けた内容の本しかなかったのをよく覚えている。
「パパはどうやって参加すれば良いんだよ!」と、思わず突っ込んだものである笑
そして今もこの手の本は圧倒的に少ないのが現実。
そういう内容の本はあまり売れないのだろうが、もう少し頑張って出版して欲しい。
育児の大変さを理解するにはやるしかないが、やる前に本で「何となく理解」しておくことも重要だろう。「父親のための」育児本をもう少し充実させて欲しいものだ。
父親も母親と対等である。子育てするのは当たり前
褒められる度に俺は、今の俺と同じことをやっていたのに誰からも褒められなかったであろう専業主婦時代の奥さんに対して申し訳ない気持ちになる。
シュフ業は果てしなく続き、辛い。でも配偶者の自分だって、専業主婦時代の奥さんを「褒めた」ことなんてあっただろうか?
父親が子供を見ているからと、父親が子供を連れているからと、褒めないでいい!
珍しいからといって当たり前のことで褒めないでいいんだ。褒めるなら、誰に褒められなくとも当然のようにやっている母親こそを褒めてあげて。
父親を褒めるのはそのあとでいいのだ。
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