我が家も長女が生まれてから10年経ち、俺が主夫になってからは約3年半経ちました。
奥さんと俺は3,650日もの間育児と家事をしてきたことになり、そのうち1,300日は俺が主夫としてメインで家事と育児をしてきました。
こんなに長い間家事育児をやってきたわけですが、未だに慣れないことが沢山あります。
中でも一番慣れないのが「育児をしながら家事をする」ということです。
3年半やっても子供は予測不可能だし、日々の家事は大変だしでシュフ業には全く慣れません…だから楽だとか口が裂けても言えません。
今日の子供と明日の子供は違い、同じように接すれば同じような反応を毎日返してくれる…なんてことはあり得ないのです。
育児をしながら家事をするということ
子供は起きている限り親の注意を引こうとする。
それは乳幼児の時だけではなく、小学生くらいになっても続く。
また子供が何でも一人で出来るようになるのは小学校高学年くらいなので、それまでは親が大部分をサポートしなければならない。
一番大変なのは乳児の時期だが小学校に上がるまでもかなり大変で、それ以降も決して楽ということではない。育児は求められる接し方・やり方を変えて十数年続く。
だがそれもシュフの役割が育児だけだったならここまで大変大変と言わなくても済んだのだ。現実のシュフの役割は育児だけではない。家事もある。
子供に振り回されながら家事をやることがどれだけ大変か。
この大変さはやってみなければ、一生わからない…
子育て中の家事の異常なまでの大変さ
何故子育て中の家事は大変さが跳ね上がるのか。
それは子供自身が親の意識の中心にいないと気が済まないからである。(これは子供なりの生存本能なのだろう…誰に教えられたわけでもないのに凄いものだ。)
だから親は子供に精神的にも肉体的にも注意を向けなければならず、他のことが思うようにできない。
子供を無視して家事をすれば子供が大泣きする中に進める必要があり、精神的にこちらもなかなか苦しい。
つまり育児をしながら家事をするということは、子供の相手をしつつ隙を見て少しずつ進めなければならないのである。そしてこれが毎日である。こんなカオスな状態でやる仕事が他にあるか?少なくとも俺は知らない。
半放置状態の家事が常に視界の片隅にあり続けるということ
子供の相手をしたからといって勝手に家事がなくなるわけではないし、しなくて良くなるわけでもない。子供の相手をしながら、常に「家事を放置している状態」ということが頭の大部分を占める。これがシュフの心にストレスを与えて続ける。
※LINEスタンプ「専業主夫の日々」販売中!
やらなければならないというストレスだけが溜まっていく
家事をやらなければならないが、子供の相手でなかなかできない。しかし今やらなければ後々の家事の時間を使ってやらなければならない…
後回しにするということは、後々の自分の時間を削る必要がある。またここに「パートナーが帰宅時に家事が終わっていないと不機嫌になる」なんて現象が加わると、もうどうにもならない。
これでストレスを溜めるなというのは無理がある。未完タスク=終わらない家事が溜まることで、常にストレスを抱えた状態になってしまうのだ。
出来なくて当たり前という認識を夫婦両方で持って欲しい
出来ていないことにストレスを感じるのは本人の「きちんとしないと!」という性格が原因のようだが、実はそれだけではなくパートナーの存在も大きい。
「帰って来るまでに終わらせていないと怒られるから」という無理解の代表的なのがあるが、「不機嫌になる」「嫌味を言われる」などというものもある。
また仕事から疲れて帰って来るからそれまでに家を綺麗にしておきたいというシュフ側の考えもあるだろう。
要するに「出来ていない=ダメ」という認識だから、出来ていないことにストレスを感じるのだ。パートナーが出来なくて当たり前という認識になれば、帰宅時に家の中が散らかっていようが料理ができてなかろうが怒ることはない。だってそれが当たり前なのだから。
またストレスを溜めないためには同時にシュフ自身も出来なくて当たり前という認識にならなくてはいけない。
「家事と育児は同時には出来ない」、たったこれだけを認識することが、夫婦共に家事育児でストレスを溜めないための秘訣なのだとシュフになって痛感した。
サラリーマン時代の俺は完璧にはわからなかったが、今家事育児に振り回されている夫婦は是非これを認識して欲しい。そうすれば日々のストレスは少しでも楽になるはずだから…
(ちなみに我が家は俺が主夫になってから数ヶ月で俺がパンクし、以後家事育児出来なくて当たり前認識になったので、今は比較的ゆったりと家事育児をしている。まぁそれでもイライラすることはあるんだけどな…)
▼お金を稼ぐのは尊い行為だということについて、俺の例を挙げながらnoteに書きました。公開済みのハウツー・コラムも下記記事でまとめています。
※noteではブログでは書けないセンシティブな内容や、SNSの運営方法について書いています。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
SNSの活動紹介
主夫と創作の2つの活動をしています。
家事育児などの主夫関係
Twitter、note、Instagram、LINEスタンプ
創作活動
Twitter、note、pixiv、BOOTH、Instagram、LINEスタンプ