簡単そうに見える育児の実態
育児をしたことがない人にとって、育児は「子供の相手をするだけの楽な仕事」と見えることも多いらしい。
確かに大人と違い小さい子供と腹の探り合いなんてしないし、小さい子供は素朴で可愛い。
子供の求めにただただ応じる、それが育児である。
文字にすると簡単そうに見えるし、なんだかとても微笑ましくも思える。
やったことがないと育児は簡単に見える
…しかしそれは子供の相手を片手間でやるような場合の話だ。
残念ながら子供の要求は大人でも片手間で解消出来ることではほとんどなく、子供は常に自分にフルコミットすることを求めてくる。
育児をしたことがない人は皆口を揃えて「子供の相手をするだけでしょ?」と言う。
そして育児を経験すればこれも皆口を揃えたように「子供の相手って大変なんだね…」と言う。
特に簡単だと思っていた人ほどそのギャップに大変だと感じるのではないか。
育児ほどイメージと中身が一致しない職業もないと思う。
子供がいるとたとえ家にいようが実際は何もできないよね。子供と家にいる=暇とかマジありえん...働いてる側からは優雅とか言われることもあるがwそこに子供がいるだけで何もできない、この感覚...TVやYouTubeを集中して見れるようになるのだって4歳?5歳?物理的に離れる以外一人時間の確保は無理よ。
— 河内瞬@主夫の日々 (@syufu_desu) December 6, 2018
だから働いてないとか在宅なのに子供を預けるなんて、とは絶対思わないでほしい。逆に働きに出れば強制的に子供と離れる時間ができるけど、働いてないと常にトイレまで一緒だからね。トイレまで付いて来る人、この世にいないでしょうw
— 河内瞬@主夫の日々 (@syufu_desu) December 6, 2018
相手が子供というだけでこの異常事態に誰も気付けなくなるのよね
子供の相手だけが育児ではない
しかも育児とは子供の相手をすることだけではない。
育児とは文字通り子供を育てることを指す。
つまり超大変な子供の相手も、育児にとっては氷山の一角なのである。
また「大人だったら間違いなくおかしい状態」というのも育児に従事していると日常茶飯事だ。
※LINEスタンプ「専業主夫の日々」…の選考漏れイラストより
トイレにも行けない
外で仕事していると自分の好きなタイミングでトイレに行ける。
何を当たり前なことを…と言われるかもしれないが、子供が小さい頃の育児は好きなタイミングでトイレには行けない。
それどころかトイレ自体なかなか行くことができない。それも一日中だ。
子供が昼寝をすれば行けるが、貴重な昼寝の時間はゆっくりしている暇もない。
また子供は必ず毎日昼寝をするわけでもない。
育児に従事したことがない人は皆同じことを言う
前述のツイートに「子供が何かに集中している隙にトイレに行けば良いだろ」と引用してきた人がいたが、育児に従事したことがない人は皆こんな感じで簡単に言って来るよな…
では親が目を離した間に怪我をしたらどうする?
食べてはいけないものを口に入れたら?
シュフは常にそう考えるから子供から目を、頭から意識を離せない。
何を食べて良いかダメか、どれなら触って良いかダメかもわからない。そんな子供から目を離すということがどれほど危険か、育児に従事したことがない人はそこまで頭が回らない。
そして安全管理する義務は完全に自分にある。
それを理解しているから、親(シュフ)は子供から目を離すことができず好きなタイミングでトイレに行くことも出来ないのである。
小さい頃の子供にとって親は自分の全て
また仮に子供を無視してトイレに行けば、待つのは扉の外から聞こえてくる大音量の子供の泣き声だ。またはがちゃがちゃと扉を開けようとする音。一緒に入ってくることも珍しくない(笑)
子供は親に自分を見ることを強要してくる。子供にとって親は自分の全てだ。
ということは逆に親が自分の視界にいないということは子供にとっても一大事となる。
だから親の姿が見えなければトイレにまで追いかけてきて開けようとするし、開かなければ大泣きする。
そしてその開けようとする音や子供の泣声を聴きながら、ゆっくりトイレに入っていることなどできない。
シュフは自宅で子供を見るという状況でありながら、一切思い通りに休めないしトイレにすら行けないのが現状なのである。
育児ほどイメージと中身が一致しない仕事はない
育児を仕事とすら思っていない人も世の中にいるが、育児ほど自分の時間が無く、思い通りに進まない仕事はない。
子供は常に後追いをしてきて遊んでと要求してくるし、一瞬でも親の姿が見えなければ号泣する生き物だ。
おまけにシュフは家事もこなさなければならないため、育児だけしていれば良いわけでもない。
育児ほど簡単そうに見えて自分の時間がない仕事もこの世にはないのである。
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