主夫になって3年が経つが、最近になって特に思うことがある。
それが「主夫は非常に魅力的な職業」だということだ。
今回はそれについて書きたいと思う。
世間の主夫のイメージと実際やってみた感想は全く違う
世間一般的に主夫というと「仕事から逃げた人」「働くのが向かない人」といったイメージも少なくないと思う。
それは「家事育児は女性がするもの」「男性は働くもの」という固定観念が未だに根強いことを意味するだろう。
現に俺が主夫になったばかりの頃、親からも
・せっかく頑張って勉強して大学に行ったのに…
・女性が働く方が難しいんだから、お前が働いた方が家計的にも安泰だろう
などなど言われた。
また友人、特に固定観念の強い地元…地方在住の友人達からは「お前それで良いのか?大丈夫なのか?」と本気で心配されたりもした。
こういうことを言う人の心中には、家事育児は女に任せておけ、男がするものじゃないという時代錯誤な考えがあるのだろう。
この認識が主夫が消極的な選択肢と捉えられる原因となっているのだが、これはあくまで世間一般的な単なるイメージに過ぎない。
奥さんと価値観を共有できるようになること
主夫になる一番のメリットは何と言っても「奥さんと価値観を共有できるようになること」だろう。
育児に関しては妊娠出産を経た女性は男性よりも当事者意識が高いことが多く、これに男性が追いつくには積極的な育児参加が不可欠である。
男性は妊娠と出産を経験することはできないが、育児に参加することはできる。
育児に参加し、面倒な家事も担当して奥さんと価値観を共有できるようになれば夫婦間における不要な喧嘩はぐっと少なくなる。
これは本当に結婚後の人生においてメリットでしかない。
男が主夫のパターンの方が夫婦の仕事となりやすい
こう書いてしまうとワンオペ育児・家事に苦労している主婦の方には申し訳ないのですが、家事育児は男が主担当を担った方が「夫婦の仕事」となりやすいです。
得手不得手はさておき、前述の通り女性の方が男性より育児に理解があるために男が育児を担当する時点で互いに当事者意識がある状態=ツーオペ状態になります。
男が主夫になり家事育児の主担当者となっても、パートナーである女性自身も高い関心を持ち続けてくれることは家事育児をする上で強力な助けになります。
よって男が主夫になるということは、家事育児は夫婦の仕事と最初からなるようなものなのです。
仕事にフルコミットすることで奥さん側の理解も深まる
意外だったメリットの一つに「奥さんの働く側に対する理解が深まった」というものもあります。家族を支えるために収入を得るというのはプレッシャーがあることも事実。
男側が主夫になり奥さんがある意味「大黒柱」状態になることで、働く側のプレッシャーや苦労がわかったと言っていたのは思わぬメリットでした。
(もっとも今はブログやSNSがあるため、隙間時間で家事育児を行いつつ収入を得ることも可能なので良い時代になったものです)
お互いの大変さが理解できることは何より大きな財産だ
妊娠や出産の出来ない男性にとって、家事育児の主担当者になり家庭を支える大変さを実感することは何より貴重な経験になります。
女性が働きやすくなるためにも、夫婦で同じ価値観を共有できるようになるためにも、主夫という選択肢はもっと積極的なものになっても良いのではないでしょうか。
「家事育児=2人の仕事」という夫婦の認識になることは、長く続いていく夫婦生活において財産にしかならないのですから。
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