以前から度々ブログでも紹介した勝間和代さんの「勝間式 食事ハック」
表紙の絵とは裏腹に超・斬新な価値観を提案してくるこの本。
「シュフは惣菜や外食をフル活用し手抜きをしていこう」という俺の考えとは真っ向から衝突する部分もあり、読み進めるのに少し時間がかかりました。
この本が提案する価値観は「体に良い料理を、美味しく、驚異的な時短とともに実現する」といった趣旨のものだったのです。
俺が手作りに反対する最大の理由に「時間がかかる」ことがありますが、そこを回避できるのなら…と読み進めていくとそこには驚きの食事術が広がっていました。
シュフの悩み「膨大な毎日の料理時間」
俺は主夫をやっていますが、家事の中でも特に料理が好きではありません(笑)
またシュフをやっている人で毎日の料理が面倒くさいと思っている人は相当な数いるのではないでしょうか。
だからシュフは惣菜を買ってきたり外食をしたりと楽をするわけです。これは毎日の料理が大変なものだからです。
でもそれが一番良いというわけではないことも、勿論シュフは知っています。
惣菜や冷食が進化しすぎて大変さに見合わなくなった「手作り料理」
自炊が一番身体に良いとよく言っていた母や祖母も、そして俺も奥さんも、スーパーの惣菜や冷食を使っていました。惣菜や冷食は味が濃いと言ったりもしつつ…
理由は「自炊はとても大変」だからです。
さらに最近の冷食はかなり進化していて、レンジでチンで出来たとは思えない美味しさの商品も数多くあります。(セブンの冷食とか凄いクオリティですよね)
注目すべきはここで、美味しい料理が自炊するよりも簡単に出来てしまう。
だから大半のシュフは自炊が一番良いことを認識しながらも、中食や外食に手を出してしまうのです。
もし手料理で惣菜より簡単に美味しい食事を作れたら?
ではもし…
自炊が中食・外食をはるかに上回る美味しさになったとしたら?
毎日膨大な時間が奪われる自炊が超・簡単になるとしたら?
前置きが長くなりましたが、「勝間式 食事ハック」の凄いところはここなのです。
自炊を中食・外食並みに手軽にし、味に至ってはそれらを上回る域に持っていくというものです。
中食・外食は美味しく感じても肥満になってしまう
中食や外食は人が美味しいと感じる「脂肪・糖分・塩分」がたっぷり含まれているために、お腹いっぱい食べればカロリー過多になってしまうし、量が少なくても長期的に食べていると体重が増えてしまうという欠点があります。
進化した中食・外食は確かに美味しく感じますが、味が濃かったり高カロリーだったりと太る要素が満載なわけです。
「手作りが愛情」なんてクソくらえと思っているし、手抜きのためにはどんどん惣菜も外食も利用しよう派の俺ですが、俺に比べ体重が増えやすい奥さんやまだ幼い子供達には健康的な食事をとって欲しい思いも当然あります。
自炊で家族の健康と体重を管理せよ
しかし現代人にとってフルで自炊することはとにかく面倒…
そこで調理家電の登場です。
AI家電を駆使することで、自炊の時短を極め健康的で美味しくかつ超手軽な自炊を実現し、結果いくら食べても太らなくなる料理を作るのです。
脂肪・糖分・塩分が豊富に含まれている中食や外食に比べ、勝間式食事ハックの調理法では使用するのは基本的に塩分のみ。それも食卓塩ではなく「本当の塩」です。
本当の塩とは塩化ナトリウムの他にマグネシウム・カルシウムも含んでいる塩です。
勝間さん曰く「マグネシウム・カルシウムも含んでなければそれは塩ではありません」だそうです。
余計な添加物・加工物も当然ながら入れていないので太る要素が無いのです。
食費はなるべくかけない
しかもこの本の調理法の凄いところは「普通に手に入る範囲の食材」しか使っていないところ。だから一般人でも十分実現可能なのです。
よく「こういう本に書いてあることはお金があるからできる」と言って読もうともしない人がいますが、この本に限ってはそんなことはありません。
勝間さんは食材購入を基本的にAmazonフレッシュかネットスーパーでしかしていないそうですし、実際本に出て来る食材の値段が俺がいつも行くスーパーと同じような値段です。
その代わりに調味料には気を使っています。
といっても調味料なんて食材に比べたら使う量は微々たるものですので、家計を圧迫するようなことにはまずなりません。
お金持ちだからこのやり方が実現できたのではなく、試行錯誤の末に確立したやり方ということです。
最終目標は「調理時間10分」の世界
俺が食洗機のことを書くたびに必ず「食洗機なしにはもう戻れなくなります」と書きましたが、勝間さんも同じでAI家電を駆使したやり方に慣れてしまうと「もう後には戻れません」と言っています。
便利なモノとは、今より快適になるからこそ「便利」なモノと評価されるわけですから。
理論編と実践編で構成されている本書ですが、今回は前編の理論編からざっくりと食事ハックの考え方を紹介しました。
実践編はかなりマニアックな内容になっているのでホットクックユーザーやAI家電ユーザーの皆様は是非購入して読んでみて下さい。
俺もこの本の最終的に目指すところの「調理時間10分」を実現するため毎日の料理を見直して、どんどん実践していきたいと思います。
皆さんも食の生産性を上げ、生活を豊かにし、自身や家族の健康と幸福度を是非高めましょう!
全シュフ必読の一冊です。
以前の本ですが、「勝間式 超ロジカル家事」も合わせて読むことをおススメします。
「勝間式 超ロジカル家事」も以前書評を書いていますが、ほんのさわり程度の内容なのでこちらも改めて近日中に書評を書きたいと思います。

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