サラリーマンから専業主夫になって約3年。
SNSで発信を始めてからは約2年半かな。
この間、定期的に聞かれ続けていることがあります。
タイトルにもあるように「何故専業主夫になったのですか?」という質問です。
・専業主夫でやっていけるのか
・どうやって専業主夫になったのか
ちなみにこれらは既に過去記事で回答済なので気になる人はどうぞ。
一応それっぽく答えてあるのですが、一言で言うなら「何となく」です。
逆に聞かせていただきたいのですが、専業主婦の方に「専業主婦になった理由」を聞くことってありますか?
聞いたとしてもきっと「結婚したから」「夫の収入だけで十分だから」「一度家庭に入りたかったから」など、おそらく「何となく」の域を出ない回答をする方がほとんどなのではないでしょうか。
というより、専業主婦の方に一々理由を聞く機会って無いですよね…
なら専業主夫になる理由も聞く必要がないと思いませんか?
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専業主婦・専業主夫になる理由
あくまで感覚的な認識ではありますが、主婦・主夫になるのに理由を用意する人っていないんじゃないでしょうか。
まずどちらも前提条件は「結婚したから」ですよね。
その上に旦那さん・奥さんの収入だけで十分だったり子育てに集中したかったり、家事をやって過ごしたかったり…と本人の意思や家庭環境も条件に加わることでしょう。
また自身も働きたい場合はパートや時短社員として兼業主婦・兼業主夫状態となる人もいたりと、大体の方はこんなところではないでしょうか。
いずれにせよ、何かはっきりした理由や信念があって専業主婦・専業主夫になる方はほとんどいない気がします。
専業主夫にだけ理由を聞くのは何故か
専業主夫にだけ理由を聞かれるのは多分専業主夫がまだまだ珍しい存在だからなのでしょうが、聞かれ過ぎてウンザリしています…笑
SNS上だけでなくリアルでも俺が専業主夫だと知ると男女関係なく物珍しそうに理由を聞かれるのですが、相手を満足させるだけの理由がないのが逆に申し訳ないです(笑)
皆ストーリーが大好きですからね…
ちなみに、奥さんが専業主婦だった時代には理由なんて一度も聞かれたことがないそうです。結婚した女性が専業主婦になるのはありふれた話だからでしょうね。
では何故専業主夫にだけ「なった理由」を聞いてくるのかと言えば答えは簡単で、聞く人は「男は仕事」という価値観に未だに囚われているからです。
その価値観でいると、「専業主夫」はイレギュラーな存在でしかないから。
どうやって?やっていける?
度々来る質問なので、一応今回も答えておきます。
どうやって
男が専業主夫になるには奥さんが何らかの形で収入を確保するしかないでしょう。
奥さんが家計を支えて俺が主夫をやっているという単純な構図です。
我が家も奥さんが働き始めるタイミングと俺がサラリーマンを辞めたタイミングが重なり、家事育児が回らなそうだったので俺が専業主夫になることになりました。
やっていけるのか
やっていけるかどうかは夫婦の頑張り次第だと思います。
我が家の場合奥さんが働き始めたばかりの頃は収入が安定せず貯蓄を切り崩すこともありましたが、徐々に収入が安定したので俺はパート・アルバイトなどをすることなく専業主夫に専念出来ました。これは奥さんの頑張りの賜物です。
仮にやっていけなそうであれば、俺がパートでもアルバイトでもすれば良い話です。
それでもダメであれば正社員として働くというのも良いと思います。
大事なのはまずやってみることで、やる前からやっていけるかを考えることではありません。
やってみると世の中意外と何とかなります。仮に何とかならなかった時は別の方法を考えれば良いだけです。
男は働くべきという風潮が根強い中ある意味「我慢せず」仕事を辞めたけど、おかげで会社員のままだったら気付けなかった家事育児の大変さに気付けたし、おかしいと思うことをやっぱり我慢せず発信して好きなことを漫画に描いたら沢山の人に読んだり買ったりしてもらってる。我慢せず生きて大丈夫だよ。
— 河内瞬@主夫の日々 (@syufu_desu) August 27, 2018
今はもう男が専業主夫になるのにも理由は不要な時代
「男は外で働き女は家で家事をする」なんていうのはただの固定観念であり、今はそれぞれの夫婦が自分たちに合ったスタイルで暮らしていけば良い時代です。
また今はどこかに勤めなくても収入を得る方法が色々とあります。
奥さんの収入だけでは不安が残るのであれば、専業主夫をしながら自宅でそれこそブログを書いて発信するとか(主夫はまだ一応珍しい方ですから)できることはいくらでもあります。
男が専業主夫になるのも昔に比べてかなり簡単ということです。
家事は果てしなく絶望的に面倒ですが(笑)今まで女性が当たり前のようにしてきたことを経験する非常に良い機会です。これを男の視点で発信すれば良いのです。
また育児はかなりの重労働で倒れそうになりますが、こちらも会社員だったらここまで濃密に子供と過ごす時間はなかったと思います。
奥さんが働きに出たいなら、旦那が家事育児の主担当になれば良いだけ。
自分が家事育児をしたいなら奥さんに働きに出てもらったり家で収入を得て自分は家事育児に専念すれば良いだけ。
後は夫婦の話し合い。問題がなければ男が専業主夫になれば良い。
専業主夫をやってみてダメだったら、またやり方を変えれば良いだけ。
だってこれは奥さんが専業主婦をやってダメだった時と同じだもの。
だから専業主夫になるのに理由なんて全く必要ない。今はもうそういう時代。
だから専業主夫になった理由を聞く必要もない。
早く専業主夫も当たり前の社会になると良いですね!
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