この前三年生の長女が、珍しく一年生向けの本を引っ張り出して読んでいた。
理由を聞くと昔俺が繰り返し読み聞かせしていた本らしい。
そのことを、読み聞かせしていた張本人の俺自身は全く覚えていなかった。
そうか、親が子供の昔を覚えていることはよくあるけれど、親が全く覚えていないことを子供が覚えていることもあるのか。なんだか温かい話でもあるが、娘の発言を聞いたとき少し緊張もした。
何気ない発言も、もしかすると子供の一生の記憶になるのかもしれない。
それがいいことであっても、悪いことであってもだ。
「時間が経つと許せる」能力は子供の方が圧倒的に高い。険悪な空気になった親子が数時間後に普通に会話できるのはそのため。しかしここに甘えてうやむやにする癖がつけば、子供が大人になったとき「いつも逃げる親」というレッテルを貼られるだろう。相手がどんなに小さくても、きちんと謝ることが大切
— 河内瞬 (@syufu_desu) 2017年8月4日
親子関係に影響を与えるのはいつも親の何気ない一言
子供と険悪な空気になったのに謝らなかった、子どもとの約束を守らなかった、子供の質問に答えなかった、勉強を教えなかった、子供と遊ばなかった、友達や学校の話を聞かなかった、行きたいところに連れて行かなかった、自分の買いたいものだけ買っていた…
親は大体いつも我がままで、自分勝手である。
勿論子育ては毎日続くものだし、仕事や家事にも追われて疲れているし、自分を追い込む必要はない。
でも自分の何気ない言動が子供の一生の記憶になりえるということは覚えておいた方がいい。子供に、大人と接するのと同じように接するのだ。
別に丁寧に接しろというわけではない。親子はくだけて仲が良い状態であるほうが堅苦しくないし、子供もリラックスできるだろう。
でも誠実でないのはだめだ。特に謝らなかったり約束を破るのはいけない。子供は親とした約束をしっかり覚えている。(これについては別の記事でまた書きたいと思う。)
適当に子供を扱えばそれは子供に伝わるし、未熟でも一生懸命に子供と向き合えばそれもまた子供に伝わるのだ。
誠実に子供と向き合っていきたいと思った。
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