今回のゴールデンウィークも帰省せずに過ごし、帰省を止めてから数回目の帰省シーズンが終わった。去年の夏休みに(俺にとっての)義実家に遊びに行ったが、義実家は居心地が良すぎて帰省カウントされていない(笑)
そんな感じで帰省をしないと俺の親は孫の顔が見たくて、帰省シーズンにこちらに上京して来る。今回もGWこそ外したが、それから数日後の週末に旅行がてらやって来た。
※LINEスタンプ「専業主夫の日々」…の選考漏れイラストより
帰省しないとこちらのテリトリーに親が来る
帰省も同居も構図が似ている。どういう構図かというと、少数派(行く側)は多数派(迎える側)に従わなければならないことである。
同居は言うまでもない。一方の帰省は実家に帰省の場合子供がいると迎える側の方が人数が少ないが、相手のテリトリーに行くという点で人数が少なくとも迎える側の方が多数派となる。そして少数派の「行く側」は迎える側に服従を強いられる。
帰省は数日だからまだ良いが、同居は止めなければこの服従が永遠に続く。うまくやれればまだいいが、金銭面で楽になるだけでは到底我慢できないという人も多いだろう。
また同居は何と言っても人手が増えるため、義両親が子育てに参加してくれれば最高だ。最も「参加してくれれば」の話ではあるけど…
だからこそ同居はもちろん、帰省も無理にしなくて良いと俺は思っている。そして帰省しないとどうなるかというと、孫に会いたくて相手の方が動いてくれるのである。あれほど子供は年に数回帰省するのが当たり前!みたいな古い凝り固まった考えだった親も、帰省を止めたらあっさりと考えを変えてこちらに来るようになった。
皆するものだからという固定観念でやっていることは、全て「これは本当に必要なことなのか?」と疑ってかかった方が良い。そういうのは大抵は不要であり、ただの思い込みでやめても何の問題もなかったりする。
そして俺は親を自分のテリトリーに誘い込むことに成功したのである。
相手が気を使う状況
こちらのテリトリーに親が来るということは、親の方が気を使うということだ。これは本当に革命だ。今までどれだけの人が帰省をする度に嫌な思いをしてきたことか。それが嫌な思いをしなくて済むどころか、逆に親に気を使わせる状態になるとは…
今までしていたことをやめるのは確かに大変だけど、思い切ってやめると世界が広がる。帰省の度に気持ちが落ち込んだり負担に感じている人は、是非決断してみてはどうだろう。
来てもらった方が皆が幸せになる
こちらのテリトリーに来るとはいえ、こっちは親みたいにふざけた態度はとらない。それが嫌なことだと知っているから。また最低限の気も使う。その結果誰の顔も陰らない。むしろ皆が終始笑顔だった。親も俺も奥さんも子供達も全員が笑顔だった。
これがもし帰省していたら、こうはならない。帰省から帰る頃には精神がへとへとで、休むはずがただ疲れただけとなるだろう。
距離感が大事。親は子供が帰ってくると一気に距離を詰めて来るけど、それでは帰省する側は疲れるだけ。また距離感が近いと相手の嫌な部分・看過できない部分が見えてしまい、我慢できずに注意してしまう。それではダメだ。帰省とは本来楽しいはずなのだから。だから楽しくないと思った時点で止めるべきなのである。どうせなら皆が笑顔になるようにしたいだろう?
▼去年のGWの話
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