リアルで家事育児に極端に理解のない男性に会うことがないので、自分の発信に理解のない反応が来ない、またはシュフからの共感が来なければ、正直「いる」ことを認識出来ません。
しかし主婦の方からの反応を見ていると現実問題として「家事育児に無理解な男性」はまだまだたくさんいるようです。
家事育児に理解のある男性は増えてきたように思えますが、中途半端に理解があるからこそわかった気になってしまう男性も多いと日々来る反応を見ていると感じます。
「自分は言われたらやる。だからパートナーにやってと言えば良い。」
「いきなりできないのは家事育児に参加させてこなかったからだ。」
これは美容室に行けない主婦について書いた記事に来た反応ですが、あたかもパートナーが育児に参加しないのは主婦が悪いと言わんばかりの反応です。
理解があるが故に、悪いのは「させなかった主婦」だと。
または主婦側にも少なからず原因があると。
仮にそうだったとしても、この場合にそれを言う必要はないでしょう。やらなかったことに責任があることには変わりはないし、悲鳴をあげている方を責めるのは良くない。
それにもし言って参加してくれる人ばかりだったのならこういった事態にはなっていないはずです。
…もっとも育児においては、「言われてからやる」のでは遅すぎるんですけどね。
そしてこれが家事育児に理解のない人がいなくならない理由の一端なのかなと思います。
家事育児について理解のあるなしは、それぞれの家庭内の話です。家庭内でこそ問題になります。
だから「家事育児に全く参加しないパートナー」という光景が、外の人に見えることがほとんどありません。
家事育児は本当に外からは見えにくいシステムです。
サラリーマン時代、それなりに家事をこなし二人の子供と奥さんと一緒に生活していた自分ですら、その真の大変さを理解することができなかったのですから…
自分の考えに疑問すら持てないから、いつまでも「家事育児にもっと積極的に参加しよう」とは思わないのです。
家事育児に全く参加しない人が「パートナーが積極的に家事育児に参加してシュフを助けている光景」を見ることもほとんどありません。
何故なら参加する人とそうでない人は行動範囲が重ならないからです。
家事育児に参加する人は公園や子供が遊べる施設に行きますが、参加しない人はそういう場所に足を運ばないわけです。
このようにそもそも互いの光景を見る機会が少ない。
だから家事育児に理解のない人が積極的に家事育児に参加するパートナーを認識できず、シュフに「お前の仕事だろ」と言ってしまうのです。
主夫になった俺は世に言う「家事育児に積極的な男性」になったわけですが、行く先々で同じように育児に参加する父親の姿を見ます。
子供を連れて行く場所は皆一緒ですから、普通に生活しているとそもそも「家事育児に参加しない男性」というものを認識できないのです。
だからSNSで主夫として発信したときに来る反応と現実世界とのギャップが凄まじいです。
普段の生活の中では自分と同じような「育児に積極的な父親」しか見かけないから、毎回来る様々な反応にこんなに参加しない人たちがいるのか…と思い知らされます。
※LINEスタンプ「専業主夫の日々」…の選考漏れイラストより
「家事育児に積極的な男性」は増えてきたと思います。
ですが、元々全く参加しない人や無理解な男性が多かった日本では、まだまだ少ないのです。
そういった現実があることを家事育児に積極的な男性もきちんと理解しなくてはいけません。
…ちなみに、参加するけど不機嫌になる人は「家事育児に積極的な男性」には含みませんのであしからず。
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