前回ホットクックの記事を書きましたが、ホットクックを使いこなせません!使いこなす方法を教えて下さい!という相談が来ました。まぁホットクックに触れると大抵来るんですが、みんな小難しく考えすぎだと思います。家電を使いこなす必要はありません。大事なのは家事を代行してもらうことなので、自分のやるべき家事を代行してもらえればそれで良いのです。
使いこなさなきゃ!という思い込み
俺も買った当初は使いこなさなきゃ教の信者でした。付属のメニュー本の料理だけでなく、ホットクックでしか作れない料理をネットで検索して作ったり…
そうしているとふと陥るんですよ。疲れたな…と。
そしてホットクックを使うことに抵抗を感じ始め、気づけば一切使わなくなります。これが多くの人を悩ませる「ホットクックを使いこなせない」と感じる理由ではないでしょうか。
ホットクックは便利なだけでなく、色々な可能性を秘めた家電です。徹底した温度管理の元、人では作れない料理を作ることも可能でしょう。でもそれを実践できるのは一部の「楽しめる人」だけであり、多くの人には不可能なのです。加えて多くの主フには試行錯誤するような時間もないですしね。
家族が喜ぶ料理をホットクックで作る
ホットクックで作った料理は、調理料の量を間違えでもしない限り基本的にどれも美味しいです。つまり凝った料理なんて作らなくても家族の食の満足は得られます。思い出してください、主フが作るべき料理は凝った料理でも、時間をかけた料理でもありません。主フが作るべきは「自分を含めた家族が喜ぶ料理」です。つまりホットクックの性能を10%しか使っていなくても、家族が喜べばそれで良いのです。
我が家が定期的にホットクックで作る料理
メニュー本の料理は7割ほど作りましたが、家族が喜んだのは工程が簡単でわかりやすい味の料理でした。「鶏肉と大根の煮物」「鶏とブロッコリーのオイスター炒め」「肉じゃが」「キャベツの丸ごとスープ煮」「具だくさんみそ汁」です。あとはメニュー本は関係ありませんが、かぼちゃとさつまいもを蒸し板(手動)を使って蒸す料理もよく作ります。(さつまいもは子どものおやつ代わりに作ることがほとんど)
これらの料理は所要調理時間は様々ですが、工程は食材をカットして調味料を入れるだけの、ホットクックの料理の中では簡単な部類の料理です。でも工程が複雑な料理より家族は喜びます。
もう一度言いますが、ホットクックが高性能だからと、無理に使いこなす必要などないのです。
具だくさんみそ汁が一番喜ばれる
ちなみに上で書いた料理の中で子どもが一番喜ぶのは具だくさんみそ汁です。味噌は沸騰させると風味が飛びますが、かといって沸騰しないようにずっと見張るわけにもいきません。他にも作る料理があるからです。でもホットクックは温度管理が完璧なので、一番味噌を美味しく味わえる温度に保ちます。プロの料理人は置いておいて、俺には同じ芸当はできません。
家電は人を困らせたいわけではない
家電は便利になればなるほど多機能になり複雑になっていきます。そして値段も上がっていくので、多くの人は「せっかく買ったのだから」と使いこなそうとします。でもこの考えが間違いです。家電は使い手を困らせるために高性能なわけではありません。
ホットクックは料理を作る家電ですし、ドラム式洗濯乾燥機は洗濯物を洗う・乾かす家電ですし、食器洗い乾燥機は食器を洗う家電です。つまりその役割を果たしてくれれば十分なのです。凝った料理を作る必要も、無駄な乾燥時間を生み出さないように手動で乾燥時間を設定する必要も、食器を効率よく洗うために最適な入れ方を研究する必要もありません。本来の役割さえ果たしてくれればそれで良いのです!
便利に振り回されてはいけません。自分や家族にとって必要な機能さえ使えればそれで良いと思いましょう。その上で余裕があるなら、使いこなすために試行錯誤するのも良いと思います。ですが最初からそこを目指す必要はありません。それを忘れないで下さい。
それではー!
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