家事と育児という抽象的な役割
主婦の仕事は何?と聞かれたら、多くの人は家事と育児だと答えると思います。では家事と育児とはどういう仕事ですか?と聞かれたとき、明確に答えられる人は一体どれだけいるでしょうか。多分実際に家事と育児をしている主婦の中にも、明確に答えられない人はいると思います。それぐらい家事育児とは抽象的なのです。
わかりやすく言うと、あの人はどういう性格の人?という質問に対し、あの人は男の人(または女の人)と答えるようなものです。でもこれは人の種類の話であって、性格で話ではありません。つまり主婦の仕事が家事育児と言うのは、これと同じで実は答えになっていないのです。なのにみんな家事育児は主婦がするのが当たり前と思っています。家事育児が何なのかをきちんと理解していないのに、です。
家事育児同時進行が当たり前
家事と育児が抽象的できちんと理解されていないのに、世間的には家事と育児は主婦がやるもので同時にするものと認識されています。そういう認識なので主婦もまたその認識に従って、家事と育児を同時にやります。この時点で既におかしいんですよね。家事育児が抽象的であるならば、家でする仕事はどんなものも家事育児と言えてしまいます。という事はあれも主婦の仕事これも主婦の仕事となってしまい、多くの主婦は家事育児に追われるようになります。特に旦那さんが理解のない人だと常にオーバーワークと言っても過言ではないでしょう。
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家事と育児は本来同時にするものではなく、別々にやるものです。だから夫婦2人で取り組みましょうという流れになってきているわけです。それでも働く側の役割は仕事をすることなので、家事育児は2人で取り組むものという認識の夫婦ですら、家事育児の負担は主婦のほう(兼業主フであっても)に重くのしかかりがちです。
本来同時にやるものではない
家事と育児は本来同時にやるものではありません。ただ夫婦は2人しかおらず、片方が仕事を受け持つなら片方は家事育児を一手に引き受けなければなりません。そして一手に引き受ける以上、片方ずつやっていてはいつまでも終わらないので両方同時にやるしかない。
つまり立場上仕方ないだけであり、何も主婦は好き好んで同時進行しているわけではありません。だからこそストレスが溜まり、育児ノイローゼなんて言葉が生まれてしまうわけです。
家事育児は2人で取り組むもの
以上のことから主婦って大変なんだなとご理解いただけたのなら、今からでも遅くはありません、主婦を手伝ってあげてください。最初は簡単なことからでいいのです。何もいきなり主婦並みに家事育児をやれとは誰も思ってはいません。何なら大変なんだという事を理解するだけでも良いのです。理解すすれば、自ずと行動は変わっていくと思うので。
ということで家事育児は主婦の仕事だと思っている人は、考えを改めぜひ主婦を助けてあげてください。あなたが大変なんだなと感じた数十倍、主婦は大変だと感じているのですから。
それでは!
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