最近周りの年下世代が結婚・同棲をし始めた。元職場の後輩であったり、身内であったり、挨拶がてら20代そこそこの彼らの家に遊びに行くと驚きの光景を目にする。それについて今回は書こうと思う。
今の世代は家事育児を2人でする男女が多いらしい
冒頭でも書いたけど、最近周囲の20代前半の男女が結婚したり、同棲をし始めることが立て続けにあった。そして挨拶もかねて遊びに行くと、二人で家事をする光景を目にする。正直とても驚いている。何故なら俺の友人夫婦はまだ「男は仕事・女は家事育児」寄りな夫婦が多いからだ。働く側も家事育児をするが、あくまで相手を手伝っている感覚。まぁ参加しているのだから手伝う感覚でも十分だとは俺は思うが、どうせなら対等に家事育児をするのが望ましいのも事実だ。
見た数はそんなに多くはないが、どこでも同じように当たり前に家事をし、男性側の帰宅がそこまで遅くなければ当然のように料理を作り食卓に並べる。まだ子供がいない夫婦もいるが、家事を2人でするなら子供が産まれたら育児も2人ですることだろう。とても良い。
※LINEスタンプ「専業主夫の日々」…の選考漏れイラストより
時代は確実に変わってきている
俺の親世代は家事育児を積極的にする男は男じゃないという世代だ。または手伝ってもどれかひとつの単独の家事だったりと、どこか男の仕事じゃないと思っている人が多い。だから俺の親は未だに俺が主夫をしていることをよく思っていない。本当にバカみたいな話だ。
また身内にも同じように思う上の世代は多かった。そしてその矛先は主夫を「やらせている」としてほとんど奥さんに向かった。家事育児は男の仕事じゃないという価値観の人には、奥さんが俺に家事育児をやらせているというふうに映るわけだ。相談して俺が主夫になることにしたと言っても、そういう人達は誰も聞く耳を持たなかった。本当に古い。
でも近頃は男が料理を作ったって誰も不思議に思わない。多分俺だけじゃなく、ほとんどの男性がそうだろう。本当に変われば変わるものだ。
この流れで家事育児に理解のある男性がどんどん増えれば良いなと期待している。
いつかワンオペという言葉がなくなるかもしれない
ワンオペなんて言葉は核家族が増えて家事育児の負担がシュフ一人に圧し掛かったから生まれた言葉だ。昔は同居が当たり前で、家事育児は数人で行っていた。少なくともワンオペではなかった。その分精神的な負担も大きかったし、全ての同居家庭がそうだったとは言わないが、助けられていたシュフも多かったはずだ。
それが核家族が当たり前になって、シュフは基本的にワンオペ状態になった。専業主婦経験者が奥さんの俺も、当然奥さんが仕事中は基本ワンオペだ。同居しようがしなかろうが働く側は変わらず仕事をするだけだが、シュフの負担は跳ね上がった。だからこそ夫婦は可能な限り2人で家事育児をするべきなのだ。それは核家族構成を選択している以上義務であると言っても良いだろう。
そんな中でこれからの世代に家事育児に参加するのが当たり前な男性が増えてきたのは本当に喜ばしいことだ。ワンオペ育児・家事は核家族が増えた弊害。シュフ側は家事育児をする立場上否応なくワンオペ状態になることを強いられたけど、変化が早くて働く側の意識は追いついていかなかった。
そして時代の流れや新しい世代の登場で、ようやく働く側の意識が徐々に追いついてきたように思う。SNSの登場も大きかったかもしれない。変わり始めたことは本当に喜ばしいことだ。
いつかワンオペという言葉を全く聞かない時代が来ることを願っている。
それに俺は子供が2人とも女の子だから、少なくともあと10年以内には聞かないで済むようになって欲しいところだ。
noteでは家事育児に対する考え方や下記のようなSNSの運営方法を書いています。
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