先日本屋で見た雑誌に出産レポートが載っていて、次女の出産時のことを思い出し奥さんと話した。次女の立ち合いの時に、何よりも一番体力勝負だったのが「いきみ逃がし」だったのだ…
この先出産に立ち会うことが無いとは限らないので、今回は自分のメモ的に残しておこうと思う。またこれから出産に立ち会う男性の助けにもなれれば幸いである。
出産立ち合いで夫がやるべき数少ないこと
出産において夫にできることは…実際ほとんどない。手を握ってあげたり飲み物を飲ませてあげたりするくらいで、実に無力である。
そんな数少ない夫ができることの中で活躍できる場が「いきみ逃がし」である。
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陣痛より辛いのがいきみ逃がし
奥さん曰く「陣痛よりもいきみ逃がしが辛かった」そうだ。いきみ逃がしとは要するに、子宮口が完全に開いていざ出産となるまで陣痛が来ても力を入れてはいけないことを指す。
陣痛の痛みをこらえる際力を入れてはいけないというのはとても大変らしく、見ていても壮絶なものがあった。
次女の時事前に調べてテニスボールが役に立つとの情報を得ていたので買ったは良いものの、正直使い方がわからなかった。
いきみ逃がしにとても便利!というのはわかるんだけど、「いきみ逃がし」というのがそもそもどういうものなのかもよくわからない…
何となくで良いから理解しておく
理屈では、出産時に産もうといきみたくなるのを外から別の刺激を与えることでいきまなくて良い状態にする、ということだ。
テニスボールを押し当てるわけだが場所やコツなどは調べてもイマイチ想像できない。実際は立ち合いの時に助産師さんがアドバイスしてくれるので、教えてくれた場所に全力で力を入れた。しかし何百回とお産の立ち合いをしている助産師に敵うはずもなく、そこじゃないと何度も奥さんに言われたり…ここでもなんと無力なことか。
夫の疲れなんてどうってことない
しかしこのいきみ逃がしに使う力も実に凄い。手の感覚がマヒするくらい、大人の男が全身全霊で力を入れるのだから。しかし当然だが一番大変なのは陣痛に耐えている奥さんである。奥さんの痛みからすれば旦那の手の疲れなんて比べるべくもないのだ。
女性の方が圧倒的に負担が大きいのだから、夫も全力で協力しよう。
いきみ逃がしの重要性
何故いきみ逃がしが重要なのかというと、いきんでしまうとお腹の中の赤ちゃんに負荷がかかってしまうから、ということだった。
友人の奥さんはいきみ逃がしが上手く出来ず、赤ちゃんがお腹の中でうんちをしてそれを食べてしまったらしい。
自分の子供を産んでもらうのだと認識すること
仕事が忙しくなかなか立ち会えない人もいるだろうが、たとえ立ち会えなくても「自分の子供を産んでもらう」という認識はきちんと持っておかなければならない。
約6年経った今でも、震えながら手すりにつかまり痛みに耐える奥さんの顔を鮮明に覚えている。
出産は女性だけがするものじゃない。人生の一大事であり夫の協力も必要だ。
そしてこの「自分の子供を産んでもらう」という認識をしっかり持っておくと、家事はともかく育児に無理解な態度はとれないと思う。
まだ経験したことのない人は壮絶な経験だが、二人で乗り越えるつもりで頑張って欲しい。
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