名もなき家事とは本当によく言ったものだ。
以前「家族はチーム!」という記事でも書いたが、家事とは掃除洗濯料理が全てではない。比重的にはこの三つが大半を占めるが、この名もなき家事も決して簡単というわけではないし、量が少ないということもない。
むしろストレスに関して言えば主な家事よりストレスが溜まる。答えは簡単で、家族が家事と認識していないからだ。
親の手伝いをする、シュフの手伝いをする。このように家事をやるという習慣があっても、家事と認識していない家事であればそもそも目がいかない。
現に家事をよく手伝ってくれる子供達でもティッシュペーパーの箱もトイレットペーパーも俺が言うまで替えたことがなかった。
「名もなき家事」を自分しかしないのはストレス
前述のようになくなったティッシュペーパーの箱やトイレットペーパーを替えるのは名もなき家事の代表例だが、意識しないと人はやらない。
この答えも簡単で、家事は老若男女を問わず面倒くさいからだ。ティッシュペーパーの箱やトイレットペーパーを替えるという数秒で終わることですら人は面倒に感じるものだ。
そして満足感がないのも大きい。子供が親を手伝うのはほぼ100%褒めてもらうためだが、名もなき家事は褒められにくい。簡単だから親も雑に「ありがとう」で終わりだ。これでは親に褒められた!嬉しい!とはなかなかならないだろう。すると子供は進んでやろうとはしない。
まぁ大人でも面倒なんだから子供なら尚更面倒に感じて当たり前だ。またこれは普段から「シュフが大変そうだから手伝う」という認識で家事をやっているパートナーも同様だ。だがここで一つ問題がある。
名もなき家事も掃除洗濯料理と同様誰かがやらなければタスクは残り続ける。そして皆が面倒に感じてやらない。するとどうなるかというと、結局シュフがやるしかなくなる。これがかなりのストレスになってくるのだ。
名もなき家事は家族がやるべき
またトイレットペーパーを替えてない…と1回1回のストレスは掃除洗濯料理に比べて微量だが、名もなき家事は数が多い。数が多いから1回のストレスは少なくともどんどん溜まっていき、ストレスで圧迫された状態で掃除洗濯料理のストレスが来るからそれが引き金となって爆発するのだ。
つまりこの名もなき家事を家族がやってくれれば、シュフのストレスは大幅に軽減されるということ。ストレス爆発も起こらなくなるだろう。
名もなき家事は地味にストレスが溜まるから、本人も気付かないうちに鬱憤が溜まっていく。そうならないためにも名もなき家事は家族でやるべきなのだ。
家事の全てをシュフがやる必要はない
家事をするのはシュフの役割である。だがそれはシュフがメインでやるという意味であり、その全てをシュフがやらなければならないという意味ではない。
それに家事とは生活する上で発生するタスクだ。乳児からお年寄りまで生きる以上必ず発生する。それをシュフの仕事だからと、丸投げするのは無責任だろう。
掃除洗濯料理などの名前のある家事をシュフがやるのは百歩譲って仕方ないとして、名もなき家事はシュフ以外がやるべきだ。その方が効率も良い。
家事とは生きるために必要な仕事なのだから、家族全員で取り組むべきなのである。
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