先日祖母の付き添いで大衆演劇を見に行きました。
梅沢富美男さんが有名な大衆演劇ですが、沢山の劇団が全国の劇場を回って活動しているようです…祖母の新しい顔と色々な気付きがあったのでブログに書いてみます。
自由を得た祖母
祖父はなかなか頑固な人だったようで、祖母が1人で出かけることにあまり良い顔をしなかったようです。孫から見た祖父の顔しか知らないのでわからなかったのですが、祖父がいなくなってから自由を得られた側面があるようです。
祖父がいるうちに自由を得られれば一番良かったのでしょうが…
熱中するものがあると人は寂しくない
高齢化で独居老人が増えると言われていますが、祖母も祖父がいなくなってから孤独に悩まされていました。寂しさからずっとテレビをつけっぱなしにしていたり。それを救ったのが大衆演劇だったのです。大衆演劇の雑誌を買い役者名を熱心に教えてくる様子は推しのアイドルの名前を教えてくる高校生のようですが、いつも寂しそうな祖母の顔はそこにはありませんでした。
好きなものにお金を使うことの幸せ
大衆演劇は役者に「お花」といって御祝儀を渡す文化があります。物販されているレイを買ってお気に入りの役者にかけたり、お金を包んだ封筒を直につけたり…そうして渡された祝儀は役者の方の重要な収入源になっているようです。
現代風に言い換えればお花は「課金アイテム」になりますが、推しに課金することは世代を問わず払う方も幸福感を得ることができるのですね…
祖母はあくまで小遣いの範囲というくらいでしたが、他の観客の中には一回の公演でかなりのお花を包む人もいるようです。
一万円札のレイをつくってきたりする人もいたり…これも一番幸せそうなのは払っている方なのだから面白い光景です。
好きなことを持ち続けること
楽しそうな祖母の姿を見て、好きなことを持ち続けることは生きていく上で重要なのだと思いました。働いたり育児に携わって自分の時間がなくなっていくと趣味の時間が後回しになり、知らず知らずのうちに趣味がなくなってしまいます。
今月は一本も映画を見ていない、本を読んでいない、新しい漫画やゲームに触れていない…働いたり家庭を持てば珍しくないことです。
しかし別にそれは「大人になったことの証明」ではないのです。趣味の時間がなくなれば新しく熱中できる可能性のあるものを減らしてしまうことになるし、新しいものに触れる意欲や勘まで鈍ってきてしまいます。
家事育児でまだまだ子供と過ごす時間は長いですが、自分のためにも積極的に新しいものに触れていきたいと祖母の姿を見て思ったのでした。
家事育児の日々に彩りを
主婦・主夫は家事育児をするのが役割です。とはいえいつ終わるとも知れないシュフ業は役割とはいえ本当にしんどいです。またそれだけで日々が過ぎて行くのはやはり辛いものがあります。そしてその大変さをパートナーが理解してくれないというのまで重なったら…
だからこそ主婦・主夫は没頭できる趣味を持つべきです。ですが孤立無援で家事育児をしている主婦・主夫に何かを見に行く時間はなかなかないでしょう。でも今はスマホがあります。
スマホでなら家にいながら色んな作品を目にすることができます。自分が没頭できるような作品もきっとあるでしょう。そんな作品を見つけ応援することで、ただひたすら家事育児に追われる無色な日々に色がつきます。
もう一度書きますが、主婦・主夫が家事育児をするのは役割です。ただの役割なのです。なら他に趣味を持つことは全く問題ありません。
自分の情熱を捧げられるような作品を見つけ、日々楽しく幸せに過ごしましょう!
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