子育てにおいて最重要なのは、子供のあやし方でも抱っこのやり方でも上手な遊び方でもない。
最重要なのは子供の先手を打って行動することである。
・子供がお腹が空いたと言う前にご飯の準備を始め、お腹空いたというタイミングでご飯を出せるようにする。
・子供が眠くなってグズる前に布団に入れ寝かしつける。
・特に休日に外出した日などは子供が夜疲れて寝てしまう前に、ご飯を食べさせたり風呂に入れたり歯を磨かせたりする。
などなどだ。
これら「先手を打つスキル」が、子育てスキルの最上位に位置するのである。
しかし、このスキルの習得は本当に難しい。
子育て最上位スキル「先手を打つスキル」
俺は主夫歴3年目だが、残念ながらこの「先手を打つスキル」はまだまだ完全には習得できていない。
というより、完全な習得はほぼ不可能だろう。
何故なら相手(子供)はこちらの思惑などお構いなしの、自分とは別の人格を持った一人の人間だからだ。
簡単に先手を打てないから子育ては大変なんだ。
先手を打てるかどうかは運次第
シュフとして主体的に子育てをしていても、先手を打てる日もあれば全てが後手に回る日もある…
これは子供の機嫌や子供の体調、または親自身の体調や精神状態にも大きく左右される。
また常時ワンオペ状態なら、そもそも先手を打つ余裕が常時ないという状態も珍しくないだろう。
子育て中の親に毎日万全な状態で子育てに挑めと言っても正直無理がある。
子育てとは親(シュフ)の気力体力精神力を根こそぎ持っていくからだ。それも毎日である。
子育ては基本的に大変
子育てとは非常に難易度の高い仕事だ。
難易度は子供や親によるところが大きいけど、基本的に大変。
そんな子育てにおいて、自信満々に「子育てに積極的に参加している」と口にする人がいる。シュフではなく働く側のパートナーで、だ。
そう口にするパートナーであるが、その実態はシュフに指示されて動いていることが多い。
積極的に参加していると言いたいならば、子供の状態を見ながら自分で考え子供の先手を打てなければならない。
育児も仕事も本質的には一緒である
家事育児も本質的には仕事と一緒だ。
家事をこなし、子供の要求を満たしていく。
文字で書くとたったこれだけだがその内容は膨大で、スピーディーにやらないと時間はガンガン削られていく。(そして自分の時間は消滅する)
さて、仕事で丁寧な研修を重ねるよりも、いきなり現場に放り込まれてがむしゃらにやっているうちにやり方がわかった、なんて経験はないだろうか。
家事育児は基本的にこれの連続である。
家事のやり方は各家庭において違うし、子供の性格も千差万別。
結局は回数を重ねて自分の家庭に一番合うやり方、動き方を体得していくしかないのだ。
知っておくといい事前知識ももちろんあるが、実際やってみて子供の相手の仕方や効率の良い動き方がわかるほうが多いだろう。
先手で動いてくれれば百人力である
ちょっとしたことで良い。
シンクにコップやミルクの哺乳瓶が置いてあったらそれを洗う。
パートナーが疲れていそうだったら子供を連れて出かけようか聞く。
赤ちゃんが起きたらオムツをチェックしてみたり、子供が起きたら飲み物を出したり…
パートナーが少しだけ自分で考えて動いてくれれば本当に百人力なのだ。
※LINEスタンプ「専業主夫の日々」…の選考漏れイラストより
それは膨大なシュフの仕事時間が減ることを意味するのだから。
わからなければ、手が空いた時にやってもらうと助かることをあらかじめシュフ側に聞いておいても良いだろう。
「家事育児に参加」なんて言うが、難しく考える必要はない。
スモールステップから始めて、シュフを小さなことから助けてあげて欲しい。
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