家事育児に積極的に参加するようになり(というか主夫になり)奥さんだけでなく子供達との関係も現在良好ですが、自分が家事育児に全く参加しなかったら子供達との関係は今とどのくらい差が出るのだろう…と、ふと考えました。
家事育児に積極的に参加するということ
働く側が家事育児に参加するメリットの第1位は「家族との関係を良好に保つことが出来る」ことだと思います。
奥さんとの関係だけでなく、子供との関係も同様です。
現に家事育児に積極的に参加していた奥さんの父親は奥さんの母親ととても仲が良くて、また娘である奥さんとの仲も良く俺も日々見習っています。
離婚の「離」の字もないとはまさにあんな感じかなと思います。
だから帰省した際も奥さんの実家には何日居ても疲れません。
遊びに行っても義父の雰囲気が柔らかいため非常に居心地が良く、一応客の俺ですら「もう何年も一緒に暮らしているような雰囲気」で家にいることが出来ます笑
あれは奥さんの父親のこれまでの家事育児への積極的な参加の賜物だと思います。
子供は親より覚えている
子育てに積極的に参加したことは育てた親より、むしろ育てられた子供の方が覚えているものです。
※漫画は再掲載
俺は長女に読んであげた本を全て覚えているわけではありません。
毎日寝る時に読んであげていたから、冊数にしたらかなりの数だし朦朧としながら読んでいることも多々あるから(笑)
でも、読んでもらった子供はよく覚えている。どの本をどのように読んでもらったか、驚くほど詳しく…
それは日々の育児のワンシーンと捉えている俺と、親との思い出として捉えている子供の認識の差か。はたまた歳のせいか笑
いずれにせよ、子供が本当によく覚えてくれているということは、逆に親が育児に参加しなかった場合はそれも当然覚えているのだ。
それが将来の子供と親の関係にどう影響してくるのか、参加するにせよ参加しないにせよ、その意味を親はよく考えた方が良いだろう。
参加するのが不適切な場合
奥さんの父親に対し、俺の父親も家事をすることも多かったけど、その場合は母には参加させず自分一人でやっていました。
また育児も参加してはいましたが、過干渉の代表例みたいな父親でした。
家事も育児も夫婦でやるというよりは完全にワンマンで、また亭主関白という言葉がぴったりな感じでもありました。
家事も育児も夫婦の共同作業なのですが、俺の父親にはそんな考えは存在しないようです。
当然ながら夫婦仲も決して良くはありません。
昨今熟年離婚の話題がよく盛り上がり、その内容を聞くと「夫が家事育児に全く参加しなくて疲れた」「子育てが終わったから家事育児をしない人と一緒にいる必要がなくなった」とかそんな感じの理由をよく聞きます。
そんな「熟年離婚」を避けたい母の思い一つによって、何とか夫婦関係が継続している…そんな状態です。
せっかく家事育児へ参加しても、それが不適切なやり方ではメリットは得られません。
家事育児に参加するにしても、独りよがりなやり方では意味はないということです。
家事育児への不参加がもたらすもの
では家事育児へ全く参加しない場合はどうなるのか。
これは憶測の域を出ませんが、一つの未来として「孫と触れ合えない未来」があると思います。
父親が家事育児に全く参加しなかった家庭・非積極的だった家庭で育った友人達は、そのほとんどが父親のいないタイミングで帰省したり実家に遊びに行ったりしています。
そんな友人達に父親に孫の顔を見せろと言われないのかを聞くと、「言われても子育てに参加してこなかった人に見せなくて良い」という返答でした。
自分の相手をしてこなかった親に、自分の子供の相手をしてもらっても複雑なのかもしれません。
子育てをすることで子供との絆が築かれるわけですから、子育てをしなければ親子関係が良好に保てる可能性は低くなるのは当たり前です。
そしてこれを言うのは友人達の中で男性陣だけではなく、女性陣にも「父親に相手をされた記憶がほとんどないから、自分の子供の顔を見せる気にはなれない」ということを言う人はいます。
子育ては簡単ではないですから面倒くさくてやりたくないのかもしれませんが、子育て中にその選択をすると後々そのツケが回って来る可能性があるということを理解した方が良いでしょう。
※LINEスタンプ「専業主夫の日々」…の選考漏れイラストより
自分に孫が生まれた時に「孫と一切触れ合えない」なんて辛過ぎます…
とはいえ、孫と触れ合いたくて仕方ないと今から思っているわけではありません。そんな先の事を今から考えても仕方のないことですから笑
ですが、少なくとも自分の子供が大きくなった時に「たまには遊びに行くか」「孫の顔を見せに行くか」と思ってくれるような親でありたいとは思っています。
大事なのは子供自身が自発的にそう思ってくれること。
強制しては関係は益々悪化します。
今家事や育児にあまり参加していない人は、その先に待つ未来のことも考えて子供との時間を持つようにすることをお勧めします。

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