子供のことって、親よりも同じ子供の方がよくわかっています。
親も元は子供でしたが、大人になるにつれどんどん子供心的なモノは失われていきます…悲しいことに。
また親の価値観なんて、子供の価値観に比べれば絶対的に古い。
だから子供のことで困った時は親より価値観の近い子供に任せる方がスムーズな時もあります。…もちろん子供に解決できる範囲の話でですが。
今回は「子育ては子供の力も大いに借りるべき」ということを書きたいと思います。
子育てには子供の力も必要
子供を育てるのに親だけの力だけではどうしても限界がある。
というより、親の出来ることなんて本当に少ないといつも痛感させられる。
子供にも自分の考えがあるし、性格はほとんど生まれつきだ。
また子供を産めば産むほど親は当然歳をとる。
我が家は二人姉妹だけど、長女を産んだ時に比べて次女を産んだ時の方が自分の価値観が古くなっていることを実感している。
下の子は当然上の子よりも自分と年が離れているわけで、物事の考え方も違ってきてしまう。
また長女を育てたことにより「子育てとはこういうもの」といった考えが知らず知らずのうちに自分の中にできていくのも原因だと思う。
だからこそ子育ては柔軟な子供の力や知恵を借りると良い。
子供のことを100%理解できるのは子供だけなんじゃないか
子供の力を借りた方が子育ては間違いなくしやすい。
こういうことを書くと「親なのに子供に頼るなんて親の自覚がない」とか言って来る人がいそうですが、子供のことを100%理解できるのはおそらく同年代の子供だけです。
大人はおろか、親ですら子供のことを理解することは難しい。
自分の子供のことを深く理解していると思っているのなら、それは表面部分だけだと思います。
自分の子供だって例外なく他人であり、ましてや20歳、30歳と歳が離れているわけです。子供から見たら完全に別の生命体です。
自分の10代の頃を思い返しても、親や教師や周りの大人が自分のことを心底理解してくれている!とは思っていませんでした。信頼していたり好きな大人はいましたが、自分を理解してくれると感じるのは兄弟であったり友達であったり、自分と同じ感覚を持つ同年代の子供でした。
親では気付けない・考えつかない
先日長女と次女のある場面を目撃したのです。
長女は自分が帰りたいためとはいえ、次女を優しく宥めました。
驚くのはその方法でなんと次女のほっぺやあごを撫でるというもの。
なんだか猫をあやしているよう(笑)ですが、次女は見事に静かになりました。
長女曰く次女は顔周辺を撫でてあげると喜ぶのだそうです。
俺からすると全く考えつかない方法なのですが、よく次女の相手をしてくれている長女ならではの方法なのかもしれません。
後日実践してみましたが、俺がやってもダメみたいでした…
俺だけだったら次女を抱きかかえて無理矢理帰ろうとして、さらにそれが次女に伝染し大泣きされてもう訳がわからなくなっていたかもしれません笑
またこの方法なら大して疲れないので、長女までイライラすることもありません。
正しい子育ての方法なんてない
世に広まっている数多の子育て論・方法も、自分の子供に合うかどうかなんて実践するまでわかりません。
子育ては本当に子供の数だけやり方があります。
だから俺が正しいと思ってやっている子育ても、どこか別の親子の子育てには全く合わないこともあるでしょう。
ただ言えることは子育てには自分以外の誰かの力が必ず必要だということ。
自分一人で育てた、とか誰の力も借りなかったという武勇伝も世の中にはあります。
しかし主夫になってわかりましたが、子育てはそんなに簡単にできることではありません…間違いなく。
これは子供の人数とか男の子女の子とかは全く関係がないのです。
三歳までは意思の疎通は無理だと思った方が良いし、三歳以降は自分の意志が強烈に出るのでまあ言うことを聞きません(笑)
子育ては楽しいし子供は可愛いですが、上手くいかないことの方が多いです。
だから育児主担当者は無理をせずパートナーや人の力を積極的に借りましょう。
また主担当者ではない方は積極的に主担当者を支えましょう。
子育てとは本来「家族で取り組むもの」です。
無理せず肩の力を適度に抜きつつ子供と向き合っていきたいと思います。
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