毎日ブログを書いていると色々な反応をいただきます。
先日はTwitterでこんな反応をいただきました。
【あるお店で男性店員が保育園の送り迎えをしているという話を聞き、それを旦那さんに話すと「そんなのは客商売だから合わせているだけで実際にしているわけがない」と言われた】
というものです。
子供を送り迎えしている父親…保育園の近くを通れば普通に見かけます。
今のご時世、子供の送迎をする父親が皆無な保育園なんてそうそうないのではないかな？
仮に自分が見たことがなくても、子供の送り迎えをしている父親がいることを想像するのはそう難しくないでしょう。
出勤時間と子供を保育園に送る時間が同じくらいになる職種は結構あるはず。ならその時間についでに子供を送る方が効率が良いと思うのは至って普通のこと。
ですがこういった旦那さんの反応に困っているという主婦の方からの反応、毎日更新を始めてからの二ヶ月間の間に実は何回も来ています。
ブログを旦那さんに見せると「こんなのはアクセス稼ぎのためにやっているんだ」と言われたとか、「こんな奴が現実にいるわけないだろ」(？？？)とか、「女性に媚びている」とかなんとか…
なんで家事育児して大変さを痛感したと書くだけでこうなるのだろうか。
世の中には本当に無理解な人もいるんだな…と来る度に思っていましたが、ここまでくるとこれはもうただ無理解なだけでは終わらない気がします。
無理解と言うよりは積極的に無視を決め込んでいるというか。
それで考えたのですが、おそらくこの人達は「自分が変わらなくてはいけなくなることを嫌がっている」ということなのかな、と思いました。
自分にとって都合の悪い人を「いるわけがない」と言う人、俺の父親と一緒だ...自分が家事育児やりたくないことの裏返しなんだと思う。夫婦で家事育児の分担について合意できているなら堂々とやらなければ良い。でももしパートナーが助けを求めているなら、それを無視して良いはずがないと思います。
— 河内瞬＠主夫漫画 (@syufu_desu) 2018年9月13日
俺の父親も同じで、自分の考えと合わない人や考え方はとことん否定する人でした。
「そんな人間がいるはずがない」
「そんなことがあるはずがない」
「それでうまくいくはずがない」
今思えば、あれは自分の考えを変えるのが嫌だったのかも知れません。
どんな状況でも一番簡単なのは現状維持です。
何も行動しなくて良い、考え方を変えなくて良い、変わる必要がないから。
ただ現状維持は確かに今この瞬間は一番簡単ですが、工夫したり変化して現状を打破した先には大抵もっと簡単・楽しい・面白いなどのことが待っているものです。
それには気付かない。気付かないというか、たとえそんな予感がしても現状を変えるのが面倒くさいので動きたくない…
現状維持が一番簡単に見えて、長期的に見ると物事は緩やかに悪化したりと実は一番面倒なんですけどね。
そしてこれは俺が「家事育児が大変だから理解しようよ」「シュフを楽にしてあげようよ」と書く度に批判してくる人達も同じなのかなと感じました。
よく来るテンプレな反応に
「家事育児は簡単なのにこれ以上楽をするな」(？？？？)
という類のものがありますが、この言葉の裏には
「世間に家事育児の大変さへの認識が広まって自分まで家事育児しなくてはならなくなったらどうするんだ面倒くせー」
「自分は変わりたくない」
「家電なんて高いもの買いたくない」
「今の状態が一番良いんだから、これ以上面倒な状態にするな」
という思いがあるのかもしれません。というか、少なからずあるのでしょう。
でもその考えがどれだけ自分勝手なのかということを理解して欲しい。
日々家事育児を大変に思っているシュフがいて、そして少しでも楽になりたいと思っているシュフがいるのは事実なのですから。
「家事育児には想像以上の辛さがある」ということを伝えたいだけなのに、それを理解するどころかわざわざ攻撃する意味が俺にはわからないかな。
※LINEスタンプ「専業主夫の日々」…の選考漏れイラストより
女性とか男性とか関係なしに、家事育児は想像以上の大変さがある。
そして、ここを理解してくれるだけで大体のシュフは救われる。
働く側が無理解でいられる時代はもう終わり。
これからは夫婦で家事育児の大変さを理解しあい、参加しあう時代。
家事育児の大変さを理解してくれる人が少しでも増えることを願って。
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