今手元のスマホで主夫・専業主夫と検索すれば、様々な方のブログやTwitterアカウントが出てきます。
しかし俺が主夫になりたての頃は今ほど主夫・専業主夫の方のアカウントはありませんでした。約3年でこんなにも増えるとは思っていなかったですね。
これも時代の流れなのでしょう。良い傾向だと思います。
主夫という立場から発信するといつも好意的な意見をいただき、そのおかげで主夫アカウントを約3年間続けて来れたと言っても過言ではありません。本当にありがたいです。
そして色々といただく意見の中には好意的でない意見もほんの少しですがあります。
今回はそのほんの少しの意見について書きたいと思います。
「男親は気楽で良いよね」
タイトルにもなっているこの言葉「男親は気楽で良いよね」
忘れたくらいのタイミングでコメントやリプにたま~に登場する。
先日も俺のあるツイートに対してわざわざ引用して「男親は気楽で良いよね」と一言呟いていた人がいた。全くツイートの内容と関係がないのだけれど…
男親、と言うくらいだから言って来るのはほぼ女性らしい。(SNSで正確な性別は判断できないので一応「らしい」と言っておく。名前や写真から判断している。)
仕事が大変で家事育児を軽く見ているのは男性だけではないようだ。
そういう人には男親が家事育児を担当していると何とも気楽なものに見えるのかもしれない。
そんなことは全くないのだがな…
※LINEスタンプ「専業主夫の日々」…の選考漏れしたイラスト
時代は少しずつ変わってきている
女性にばかり家事育児を押し付けてきたかつての流れは、今完全に逆方向に流れ始めている。まだまだだとは思うが、外出すれば子供をおんぶしている父親は本当に増えたし、父親のみで外出している親子も10年前くらいと比べると劇的に増えている。
知人夫婦でも旦那さんが料理を担当したり育児の主担当になっているケースも珍しくない。俺が子供の頃はこういうケースを見ることはなかった。
昔に比べれば目覚ましい進歩なんじゃないかなと俺は思う。
でも時々その流れが不満なのか、何かにつけて「男親は気楽で良いよね」と言って来る人がいるんだ。そりゃあいきなり真逆に変わるのは無理だよ。でも徐々に変わり始めているんだから、そっちにフォーカスして意見を言ってもらいたい。変わる流れのスピードが遅いとか、まだ足りないとかじゃなくて変わり始めた方にさ。
あとそういう意見・流れにダメ出しばかりしていると、せっかくの流れを潰すことにもなりかねない。それは流石に不本意ではないのか?
やっと動き始めた流れを止めてはいけない。
「男がやる家事育児はまだまだだ!」「遊びで本気じゃない」「どうせ気楽にやってるんだ」なんて言い続けるのは、女性の社会進出に文句を言って「だから女性は使えない」などと言う男と本質が変わらないじゃないのか。
男親は簡単に褒められ過ぎ?
以前こんな記事を書いた。
確かに、男親は休日に子供を連れて公園にいるだけで褒められることも多かった。
(最近は子供連れの男親を多く見かけるから言われることは少なくなったけどね。これも良い流れなんだろうな。)
でも褒められれば褒められるほどかつての自分の無知さ、協力の足りなさを痛感するし、サラリーマン時代に家事育児を任せきりだった奥さんに申し訳なくなった。
もっと家事育児に参加すれば良かった、と…
奥さんが専業主婦になって家事育児を丸一日やるようになって、実家のお母さんの後ろ姿を思い出したんだって。「コップくらい自分で洗いなさい」って言いながらずっと台所で洗い物をしていたお母さんを思い出して、なんでもっと手伝ってあげなかったんだろうって本気で思った奥さんは→
— 河内瞬@主夫漫画 (@syufu_desu) 2018年8月20日
それからというもの実家に帰るとお母さんには一歩も立たせない!ってくらいの勢いで家事やってる。多分、本当に大変さを理解するってそういうこと。俺が主夫になって受けた衝撃も同じ。
— 河内瞬@主夫漫画 (@syufu_desu) 2018年8月20日
相手の苦労を真に理解した時の衝撃は本当に強烈だ。
だから俺は主夫になってからそれまでの自分を恥じて積極的に家事育児をした。
でもその度に「男性なのに子供を連れてきて偉いですね」と言われ続けた。
この言葉は多分結構な男親がかけられる言葉であり、その度に「公園に連れてきたくらいで…」と言われた父親は思っていることだろう。
むしろ全然気楽じゃなかった
女性が家事育児を大変だと発信すると大変・壮絶みたいに受け止め共感されるのに対して、専業主夫時代の俺が同じようなことを呟いても「男だから簡単でしょ?(何故?)」「そうやって大変さをアピールすれば助けもらえて良いよね男は」とかなり言われた。
時代が変わりつつあるのもあり、発信し続けた今でこそ「大変ですよね」「わかります」と共感されるようになったけど、当時はなかなか肩身が狭かった…
・一人でスーパーに買い物に行けば「昼間から仕事しないで何してるんだ?」というアウェー感がハンパなかった
・一人で子供の服を買いに行くと「なんだこいつ?」な圧が凄かった笑
・公園でも謎の疎外感を感じることが多かった
要するに、「男は昼間に仕事をしているもの」という認識が強かったからこその反応なんだよね、これって。そして裏を返せば「家事育児は女性の仕事」という認識となる。男が昼間に仕事をするのが当たり前なら、昼間家事育児は誰がするのかっていうと女性しかいないわけだから。
気楽に見えるなら何も見ていないのと同じ
男親というだけで気楽ならどれだけ良かったことか。
しかし現実は家事育児は男女関係なく大変なんだよ。
何を根拠に「気楽」と断言するのか知らないけれど、きちんと状況を見よう。
男だから、女だからなどという理由で気楽な要素なんてどこにもないから…
性別だけで排除しない
サラリーマンと専業主夫、仕事と家事育児を両方経験した身として言えることは「仕事も家事育児も質は違えどその大変さに差はない」ということ。
そして男の家事育児軽視の認識を変えるために必要なことは家事育児の大変さを訴えるだけではなくて、家事育児の大変さを認識して変わり始めた男性を受け入れることなんじゃないかな。
男性をと言うか、男性が変わろうとしている流れを。
徐々にだけど認識は変わっている。女性からしたら全然遅いと思うけど、確実に。
女性の社会進出を男性が止めないのと一緒で、男性の家庭進出も排除しないで欲しい。
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