最近ブログを毎日更新しているので日々色々な反応が来るのですが、分母が増えると「男なのに働かないで主夫やってるの?」といった手の反応も増えるんですよね。
時代遅れすぎるし頭の悪い人は相手にしたくないので秒でブロックするわけですが、一向になくならないのでこの手の考えがいかに遅れていていかに凝り固まっている考えかということを今回説明しようと思います。
もう平成も終わるのに、昭和の価値観を持っていてこの先大丈夫ですか?
昭和の価値観
かつて日本の経済成長を支えた「男は仕事、女は家事育児」という男女の役割分担。
この役割に全国民がコミットしたからこそ日本は目覚ましい成長を遂げた。
男女の役割分担が理にかなっているのも事実だろう。
しかし日本の経済成長も停滞し、少子化で人口はみるみる減少、もう平成が終わろうとしている。
そんな時代にいつまでかつての価値観を振りかざすのか?
※LINEスタンプ「専業主夫の日々」より
主夫という存在
俺が主夫になってからもう約3年半という月日が経った。
またSNSで主夫として発信を始めてからは約3年が経とうとしている。
毎日家事育児で忙しく、なんだかよくわからないうちに月日が過ぎていったという方が感覚的に近いかな。
その間に主夫という存在について世間の反応が、体感だが変わっていると感じている。
Twitterで「主夫」と検索すれば多くのアカウントが検索にひっかかる。俺が発信を始めた時なんて、数人出てきただけだった。
またスーパーに買い物に行った時に感じるアウェー感。主夫になりたての頃は毎回感じたが、今はほとんど感じない。
あとは友人に「今何してる?」と聞かれ、主夫と答えると聞き返されたり本当に?という反応だった。しかし今や誰も俺が主夫であることに何も感じていない。それどころか、子育てや家事について色々アドバイスを求められる。最初の頃が嘘のようだ笑
こんな感じで徐々にだが「男=仕事」以外の価値観を持っている、または認められる人が増えてきたように感じる。
SNSで海外の子育て事情が共有されて、男性が家事育児に参加するのが肯定的に捉えられるようになったこともありそう…何にせよ喜ばしいことだ。
女性が社会進出すれば同じ数だけ男性が家庭に入って当たり前だ
男が家事育児をしたって何の問題もないし、そもそもするのは当たり前だ。
男なのに家事育児?と言う発言は、女なのに働くの?と言うのと同じくらい時代遅れな発言だということを自覚した方が良い。
今まで日本ではほとんど女性だけが背負って来た家事育児。
女性が社会進出すればその役割を夫も担当するのは当然のことだし、女性がフルタイムで働けば専業主夫として家事育児を担当する男性が増えるのも自然なことだ。
子育てはワーキングマザーの問題ではなくて、夫婦二人で解決していくのである。
仕事と同じで、家事や育児も夫婦どちらがやってもいいのだ。
どこかでまだまだ家事や育児は女性の仕事だと思っている人が多い。
年齢や性別問わずこの見えない呪いにかかっている人の多さにも主夫になって気付いた。
主夫になって良かったこと
日本人男性は家事育児に全くと言って良いほど参加していない人はまだまだ多いのではないか。
経験するとわかるけど子育ては本当に大変だし、家事は「もう人がしなくても良いんじゃないか!?」とさえ思うくらい大変だった。
主夫になると世の主婦が今までどれだけ大変だったかを知れるのは本当に自分の中で大きな出来事だった。
我が家はお互いが家事育児の大変さを骨の髄までわかっているので、家事育児関係で喧嘩することは俺が主夫になってからは本当に一切なくなった。
俺はサラリーマン時代も掃除や洗濯は進んでやっていたけれど、主夫として家事育児の主担当になってからの大変さは想像を超えるものだった。
主夫にならずにあのままサラリーマンを続けていたら、俺は今も家事育児の本質的な部分の大変さは今もわからないままだっただろう。
男性だから、女性だからじゃなくて「やりたい方がやる」
仕事も家事育児もやれる方がやれば良い。
もうこの一言に尽きる。
働く方が合っている女性もいる。家事育児を夫に任せてキャリアを積みたい人もいるだろう。同じように家事育児を進んで担当して、働くよりも子供の成長を傍で見たい男性だっているのだ。
またこの立場は夫婦それぞれのキャリアに合わせて柔軟に変化していって良い。妻が忙しければ夫が家事育児を担当する期間があったり、その逆があったりして良いのだ。
男性だから働け、女性だから家で家事育児をやれ、なんて個人を見ないで性別のみで適正かどうか決めつけるなんて古すぎて話にならない。
時代は変わる。まだあなたが昭和の日本の価値観を持っていたらそれはもう使い物にならない。今すぐアップデートしよう。
性別で決めつけるんじゃなくて、家庭の役割も個人の選択が尊重される時代はすぐそこなんだから。
noteでは家事育児に対する考え方や下記のようなSNSの運営方法を書いています。
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