奥さんに勧められて知ったはあちゅうという作家さんがいます。
「半径5メートルの野望」という本を勧められて読んだのがきっかけだったのですが、「はあちゅう」という響きとは裏腹にとても野心的な本で驚きました。女性に1冊本を勧めるなら俺はこれを選ぶと思います。もちろん男性が読んでも痺れます。例えるなら林真理子さんの「野心のすすめ」をさらに尖らせて若者に落とし込んだような感じです(しかし奥さんのお母さんは野心のすすめを勧めてきて、奥さんは半径5メートルの野望勧めてくるとか上昇志向強い女性達である…)
はあちゅうさんはTwitterの使い方も抜群に上手いのでフォローすると面白いのですが、そんな彼女が「ゆうこすさんの本をネットを使っている人全員に読んで欲しい」と推していたんですね。
また、俺がフォローしていたりチェックしているTwitter界隈の人達が急に「ゆうこす」について話し出して、なんだか「ゆうこす」はめっちゃ凄いらしい。
はあちゅうさん同様平仮名でまったりした響きなんだけど、褒めている人達は大真面目です。「ゆうこすさんの本を本当に読んで欲しい」「ゆうこすは本当に凄い」「SNSマーケティングが抜群に上手い」「チェックするべき」
なんだよその凄いゆうこすって…
ということでゆうこすさんの著書「SNSで夢を叶える」を買って読みました。
面白かった
びっくりだこれは
文体は女性特有の柔らかさが出ていてまったく硬くないのですが、SNSの本質を見事にとらえていて言うなればSNS活用の指南書です
しかもLINE・Twitter・Instagram・YouTubeの総フォロワー76万人の人が書いてるからもう普通にプロの本ですね (SNSマーケティングブログとか活用本って結構あるんですが、書いてる本人のブログが人気なかったりちょっと残念なケースがほとんど)
中身もとても具体的でアイコンは顔出しした方がいいかどうかとか、プロフィールの書き方とか、タグの活用術やフォロワーを味方にするとか…Twitter 、Instagram、YouTubeの特性をきちんと捉えて投稿方法を教えてくれます
YouTubeは自分でやってないので参考に読んだけど、使ってるTwitterとInstagram、ブログの章はかなり勉強になった
今や複数のSNSを使っている人は珍しくもなんともないけど、使いこなせている人って少ないですよね。
ブログやInstagramが他のSNSの過去ログ状態になっていたり、Twitterがただの更新通知になっていたり、誰が見ても得しない単なる独り言状態になっていたり、自分達しか面白くない身内ネタを投稿していたり 。
読んでいてSNSの使い方ってスマホネイティブ世代はめちゃくちゃ強いなあと思いました。10代の頃からクラスのLINEグループでやりとりして、Twitterでクラスメイトと繋がってきた世代って、スクールカーストやヒエラルキーがビシバシある多感な時期にSNSと接しているから空気を読んだ投稿が圧倒的に上手いんですよ
そこを外れちゃった30代40代はSNSを使いこなせていない人が多いですよね。空気を読まずに部下や年の離れた職場の人に友達申請を送っちゃうFacebookおじさん(おばさん)誰も得しない朝の筋トレメニューや反応し辛い仕事の投稿を何故かブログでなくFacebookに連投するおじさん等々…(Facebookはそういう空気読めない世代が蔓延したため若者はほとんどいなくなりました)
だから20代後半以降のスマホネイティブでない世代は10代20代からSNS作法を積極的に学んでいった方が良いと思いました。今や「社会の常識」という古くて誰も気にしていないものよりも「SNS作法」の方が圧倒的に重要な時代です。
対面して素敵な人だと思っても、SNSの投稿が下手だと「なんか違う」となるし、逆に現実はそこそこでもSNSの投稿が上手いと自分の現実を拡張する大きなアドバンテージになります。
ちなみに第一章とかずーっとアンチとの戦いで見ていて辛くなるけど、はあちゅうさんもそうだけどよくこの壮絶なアンチの中辞めなかったなあと思います。
でもアンチが発生したからって辞める必要はどこにもないんですよね。
確かに「ネットを使っている人全員に読んで欲しい」と思える本でした。
特に20代後半以降のスマホネイティブでない層は全員読むべし!
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