世間の、というか主に働く側で家事を軽視する人が多いのは何故だろうか。
当事者になれば「家事=楽」なんてあり得ないことに即気付きます。
家事主担当者を傍から見ているだけでも、本質部分まではわからなくとも家事が面倒なことくらいはわかるのに…
俺が考えるに「相手を養っている」という感覚こそが諸悪の根源だと感じます。
家事は報酬こそ発生しませんが、シュフは生活する上で発生する必要な作業を「形に見える報酬」がない状態でやっているのです。
これは仕事と何ら変わりません。
今回は「家事も仕事と同じ」「家事は誰かがやらなければ終わらない」ということについて書きたいと思います。
※LINEスタンプ「専業主夫の日々」より
日本はいい加減この辺で、家事主担当者に優しい国になって欲しいものですねぇ…
家事=仕事である!
家事は生活する上で必ず発生する作業である。
そして仕事でいう「納期」は家事にも存在する。しかも家事の場合は納期が超短い。
洗濯で言えば、家族が気持ちよく服を着るために常に毎日洗濯乾燥して清潔な状態に衣服を保っていなければならない。
食後の食器洗いも次回の食事の時までに終わらせておかなければ使う食器はどんどんなくなっていく。
掃除はこれといった期限は存在しないがしなければどんどん部屋は汚れていく。そういう意味でやはり定期的な期限は存在する。
こんな具合に家事にも納期は存在する。それも全ての家事において納期が短い。
またどの家事も終わったかに関係なく、無慈悲に次がやって来る。
仕事と何も変わらない。むしろ無慈悲に次々やって来る様は仕事よりも容赦がない。
サラリーマン時代も大変だったが、仕事自体は楽しかった。一方の家事は家事自体は全く楽しくなく、完全な作業。
ここに子供がいれば超イレギュラーな子育てがセットになる…
これが家事だ。そしてこれがー
終わりの見えない道をひたすら行く感じ
という風に表現される理由だ。
誰かがやらなければならない
仕事は自分が終わらせなければ消えることはない、これが基本。
誰かに引き継ぐことも出来るが、基本的には自分のタスクは自分で終わらせる必要がある。誰かがやらなければその仕事は終わらず、いつまでも残り続ける。
では家事はどうか。
家事は誰がやっても良い。夫婦のどちらか、あるいは大きくなった子供が手伝ってくれるか。はたまた同居の親か祖父母か。
誰がやっても良いが、誰かがやらなければ終わらない。
終わらないどころか、どんどん溜まっていく。
やはり家事も仕事も一緒である。これで何故、家事だけが軽視されるのか。
家事には報酬がない
家事には報酬が存在しない。
家事代行など誰かから請け負っている状態でない限り、家事という行為に金銭が発生することはない。全く仕事と同じ性質を持っているのに、だ。
そしてこれが家事を軽視する者の一番の理由だろう。
仕事と全く同じで誰かがやらないと終わらないことをやっているのに、報酬が発生しないという点だけを挙げて家事を軽視したり家電の導入を許さないのはもう古い。
古いというか、滅びるべき価値観だろう。
養っているという認識が間違い
外で働いている側は給料という明確な報酬がある。これが一般家庭では主な収入源だ。シュフ側がパート・アルバイトをしている場合は別だが、そうでなければ外で働いている方がシュフを「養っている」状態になる。
しかし、これは厳密には間違いだ。
外で働いている側は確かに収入を確保してくるが、シュフはシュフで家庭の一切を切り盛りしている。毎日の料理から掃除洗濯、また子育てまで一手に引き受けている。
シュフのこの働きがあって初めて、外で働いている側が仕事に集中できる。
つまり、外で働いてる側が得る報酬はシュフの報酬でもあるのだ。
養っているなんてのは単なる思い上がりであり間違いだとうことを、主夫になって心底思い知った。
家事も仕事と何も変わらない
仕事も家事もその性質は何も変わらない。
どちらも大変で、どちらかが欠けても家庭は回らなくなる。
確かに外で働いている側も一家の収入を稼ぐために頑張っているが、その裏にはシュフの支えがあるのだ。
家事には明確な「形に見える報酬」はないけれど、仕事をする側が得る報酬は決して一人で稼いでいるのではないうことを理解して欲しい。
仕事を辞めれば収入がなくなり生活が成り立たなくなるが、実はシュフが家事を止めても生活は成り立たなくなる。
仕事と家事は表裏一体。
シュフが担う家事を軽視することは、仕事を軽視しているのと同義だということをわかって欲しい。
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