主夫の日々

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子供を「暴れる10kgの米を抱えている状態」と表現したら多くの共感を得た話

休日のある日俺は秋葉原駅前のカフェにいた。

その日は奥さんが子供を見てくれていたので俺は午前中に友人と会って別れた後、カフェで一杯コーヒーでも飲んでから帰ろうとしていたのだ。休日だけあって混んでいたが、奥の方に一つテーブルが空いていたのでそこに座った。長椅子にテーブルを挟んで向かいに一つイスがあるタイプの席で、俺はソファータイプの長椅子の方に座り、特に相手もいないので向かいの椅子には荷物を置いた。

コーヒーを飲んで一息つく間もない五分後くらいだろうか。

ベビーカーを押した女性が店内に入ってきた。一目で見て満席とわかるような状況だったが、女性は俺のいる店内の奥の方までベビーカーを進めてきた。

そしてきょろきょろ空いている席を見回しているが、俺が座った時点で満席になってしまったので空いている席は一つもない。

女性は従業員が出入りするための扉の前、少し壁の凹んだスペースにベビーカーと一緒に収まり、席が空くのを待つことにしたようだ。

それを見ていたら俺はたまらずコーヒーを一気飲みして席を譲ってしまった。

本当のことを言うともう少しゆっくりしたかったが、それよりも目の前の女性の状況と、休日に子供を連れてフードコートで席が見つからず早く座りたい…と疲れていた少し前の自分の状況が重なってしまった。

当事者以外には理解しにくい子育ての大変さ

こんな呟きをすると、独身の方から「自分はイマイチ子連れの親御さんの大変さがわからない」というリプを貰ったんです。それに対する返答がこちら

当事者になればすぐに理解できることも、そうでない立場からはなかなかわからないことがありますよね。

子育てと介護

また子育てと似たような大変さに「介護」がありますが、介護の大変さは比較的理解されやすい。でも子育ては「子供は可愛い」ということばかり目に付き、大変さが理解されづらいように感じます。

子供は制御不可な10kgの米

だから、よりこの「子育ての大変さ」が伝わるように子供のことを「言うことを聞かない10kgの米」と表現してツイートしました。

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たくさんいただいた反応の中には「米というより鮮魚!」というものもありました。10kgの活きの良いブリだとか、暴れまくるマグロだとか。確かによりコントロールできない感じが伝わるかもしれない…

当事者と第三者

ここからは米の話ではなく、俺の子供の頃の話を交えた当事者と第三者の違いの話。

姪甥と我が子

俺は10代の頃から姪や甥の相手をすることが多く、子供の世話が大変なことを親になる前から知っているつもりでした。

しかし、いざ子供が生まれて自分が親になると、何もわかっていなかったことを痛感しました。

昔甥を連れて映画館にドラえもんの映画を見に行ったことがありましたが、その時に唐突に甥が泣き出してしまって…甥が可哀相だったので必死に慰めました。

これが自分の子供だったらどうなるか。

周りの観客の迷惑にならないように真っ先に子供を抱えて外に出るでしょう。

当時の俺はまだ子供だったこともありますが、あくまで「甥が自分の子ではない」と心のどこかで思っていました。実際にそうでもあるのですが、自分の子であるということと、誰かの子の面倒を見ているという状況では責任が違って来るんですよね…

仮に今の年齢で独身だったとしてもそう大差ない対応をすると思います。

子育ての真の大変さというのは結局のところ、深く理解する姿勢でもない限りは当事者にならないとわかりません。

子供が可愛いが故

子供、特に乳幼児の可愛さはそれこそ天使のようなので、大変さの前にどうしても可愛さが先行してしまいます。

そして可愛いが故に世間の認識は「その可愛い子供を世話していて大変なはずが無い」「可愛いから頑張れるでしょ」となる。これが第三者認識。

でも当事者認識は「いくら可愛くても大変なものは大変だ!」ということ。

こんなことを書いている俺も、当事者になるまでは完全に理解できなかった内の一人です。相手の立場に立って考えられる想像力を常に持ち、安易な発言をしないように気を付けていきたいと思いました。

子供は可愛くても子育ては大変なんです。 

 

 

 

 

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