専業主夫の日々

主に主夫や子育てについての考えを文章メインで更新中。現在主夫漫画はInstagramへ移行し、Twitterにもたまに創作漫画をアップしています。

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子育ての大変さが理解されにくいのは「子供が可愛すぎる」せい

 

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娘の友達の一歳数ヶ月くらいの弟が本っっ当に可愛い。

短い足でチョコチョコとよく歩き、オムツのせいか丸いお尻がヨッシーみたいに出っ張っていて、いきなりサッとしゃがんだかと思うと小~さい小石をあい!と天高く掲げてから俺に渡してくる。

本当に本当に可愛くて、公園でたまに会ってその子と遊ぶのがいつしか俺の楽しみになっていた。孫がいたらこんな感じなのだろうか?と思うくらい可愛いのだ。

先日娘と公園に遊びに行った時もその子がいて、娘と一緒に3人で遊んでいた。

公園に落ちている木の実を集めるのが好きな子で、一生懸命集めたり、木の枝をマーチングバンドのように上下しながら歩く姿に生まれてくれてありがとうと叫びたくなった。

その子のお母さんも近くにいたので

「本当に可愛いですね…」

と極力気持ち悪くならないよう感情を押し殺しながら伝えてみた。するとそのお母さんは、

「大変ですよ」

と一言だけぼそっとつぶやいたのだ。

その瞬間、忘れていた記憶が蘇ってきた。一歳数ヶ月。よく寝るようになったと思ったらまた夜泣きが始まり、何度も何度も起きる。かと言って昼間寝ると言ったらそうでもなく昼は昼でいたずらし放題で親は慢性寝不足。外出は泣かないか気疲れ。検診なんで昼にあるんだよ昼寝の時間だよホラ機嫌悪くて泣くじゃん。外は外で危険だけどうちの中にいても危険だらけで目を離せない。好き嫌いが激しくて用意したものをなかなか食べてくれない。お菓子を食べたがって、感情がコントロール出来なくて、大泣き。軽くても常に抱っこにおんぶだから腕は疲れるし、突っ張るから落としそうになるしで神経使う。肌が弱いけど上手に食べられないから食事の時もずっと横にいて口をガーゼで拭いてあげる(拭かないと赤くかぶれてしまう)一日6~7回のおむつ替え。贅沢は言わない、ただ数時間寝たいけどそれも出来ない。ほんの少し風に当たるとすぐに体調を崩して風邪をひいてしまう。風邪をひいたらさらに大変で一日ぐずぐず、薬は嫌で大泣き、小さ過ぎて熱出ると死んじゃうんじゃないかと心配疲れ、即うつされて(しかも何故か子供から来る風邪は強力)体調悪い中子守りは続く…

しんどかった。

誰か代わってくれ、早く大きくなってくれと思っていた。

次女が今4歳だから、わずか2年半前のことなのに、そんなことがあったことも忘れかけていた。

鮮明に思い出すほど、あんなこともあったねと笑えるような部類ではなく、毎日神経をとがらせて疲れている自分と奥さんがそこにいた。

勿論小さい我が子は最高に可愛かった。というか可愛くなけりゃやってられない。しかし可愛いだけでは済ませられない、育てている者にしかわからない強大な「大変さ」がそこにはあるのだ。

 

この子のお母さんが「大変ですよ」の一言でなく、「夜泣きが大変ですよ」とか「ご飯の時遊んで食べてくれなくて」と俺にどんなに訴えて来ても、子育てをしていなかったら「でもこんなに可愛いなら頑張れるでしょ!」と能天気に言っていたかもしれない。

いや、子育てをしていても、もう数年後だったら完全に大変さを忘れてしまっていたのだろうか。

 

家庭内でずっと続く「しんどい」は、可愛い見た目に簡単にかき消されて理解されることが難しいのだ。

 

 

 

 

 

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