専業主夫の日々

サラリーマンから専業主夫になった男の日常

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【TOKIO HOTEL 】「本音で生きる」の体現者ビル・カウリッツ【現在】

 

はじめに…今回のブログは家事育児とは全く関係の無いものであることをご了承下さい。

 

あなたはドイツに生まれた奇跡のバンド、TOKIO HOTEL(トキオホテル)を知っているだろうか?

 

10年ほど前、ドイツにトキオホテルと言う名の男性四人組のバンドがあった。まだ10代半ばの幼い彼らは、いつか有名になって東京のホテルに泊まりたいという夢を抱き、TOKIO HOTELというそのまんまなバンド名を自らに付け活動を開始した。

普通はそこからライブハウスに人が入らない時期があったり、何かと四苦八苦しそうであるが、バンドは瞬く間に爆発的に売れ、ヨーロッパ中を空前絶後のTOKIO HOTELブームにした。

彼らが他のバンドと違ったことは、ボーカルが奇跡のイケメンだったことである。

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身長190cmで10頭身、中性的な顔立ちはまるで彫刻の様。

TOKIO HOTELのボーカル、美の化身、Bill Kaulitz(ビル・カウリッツ)である。

化粧がめちゃくちゃ濃いので好き嫌いはありそうだが、ハマった女性は決してこちらに帰ってくることは出来ない引力を持っていた。何故こんなことを知っているのかと言うと、当時奥さんがドハマリしていたからである。

NYLON TV + TOKIO HOTEL - YouTube

 

動画の向かって右の彫刻がビルである

Bill and Tom Kaulitz Vogue Interview - Focus on Tokio Hotel - YouTube

 ちなみに左にいるのは双子の兄である。ビルがモード系なのに対してギターの兄ちゃんはヒップホップ系という協調性の無さについて触れてはいけない

イケメンボーカルだったり、双子でバンドだったり、協調性の無さだったり話題に事欠かないバンドであるが、実は曲そのものもなかなか良いのだ。ジャンル的にはオルタナティブ・ロックに当たり、バンドサウンドなのだが電子音を多用していることが特徴でこれが結構ツボだった。またボーカルのビルは美声まで授けられたチートキャラのため、その歌声は透き通るようで曲と良く合った。毎晩仕事から帰ると奥さんにトキオホテルの動画(多分ドイツでやってるバラエティ)を強制的に見せられるのは苦行だったが、歌自体は自分もすぐ好きになり積極的に聴いていた。

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Automatic 曲調はロックだが、気持ちの届かない相手を機械のようだと例えた切ない名曲である。動画はドイツ語バージョンでAutomatisch

Tokio Hotel - Automatisch - Elämä lapselle syksy 2009 - YouTube

 

トキオホテルの爆発的ブームはすぐに日本にも訪れ、日本のテレビにも一時期たくさん出ていた。彼等は念願の東京に訪れる夢を叶えたのであった。

しかし事態は急転する。

ボーカルのビルカウリッツが突如トレードマークの黒髪を金髪に染め、長髪をバッサリと切り、化粧を放棄。さらに鼻にピアスを開け、髭を生やし始めるのである。突然の行動にファンは驚いた。そして戸惑った。ファンの9割はボーカルのビルのファンであり、同時に「中性的で妖艶な」ビルのファンなのである。さすがに彼も男なので、化粧をしないで髭を生やせば中性的と言うわけにはいかない。そして今まで非常に中性的、というか女性的であったために、男性的なさまが驚く程似合わなかった。

例えばジャスティンビーバーは可愛らしい少年から大人の男性へ上手にシフトチェンジした典型例だが、ビルは素がベビーフェイスなのに無理に髭を生やすのでとても違和感があった。最初こそ何とか折り合いをつけようとしていたファン達も瞬く間に離れた。当時日本でも数多くあったファンブログはほぼ全てが更新を停止し、TOKIO HOTELは終焉を迎えたかのように見えた。

(ちなみにこの同時期に、ヒートアップする女性ファンのストーカー行為によりドイツでの生活が困難となってロサンゼルスに移住している。何か心境の変化があったのかもしれない)

 

 

 

時は流れて現在。

奥さんはもうトキオホテルの話をしなくなったし、俺もトキオホテルを聴かなくなっていた。そんなある日。

俺は漫画を描くときにYouTubeで音楽を再生しながら作業するのだが、とあるバンドを見つけた。

そう、TOKIO HOTEL である。サムネイルから見えるビル・カウリッツは金髪の短髪に髭を生やした、イメージチェンジしたときのままの姿であった。

俺は恐る恐る動画をクリックした。音楽が流れる。

Tokio Hotel - What If - Video (Official) - YouTube

 

 

あれ、かっこいい…

 

 

ビルの容貌は見慣れた姿を覚えている者からすればやはり異様に映ったが、音楽ははっきり言って数段進化していた。前は電子音を単純にロックに載せたくらいであったのが、今は電子音が前面に出ていてそれは見事に融合し気持ちのいい音楽になっている。

ビルの歌声はそのままで、しかしどこか気怠さがあり、それも心地良い。

俺は今までトキオホテルのことを思い出すたび、「もったいねーことしたなあ」という想いしかなかった。ブログを書いている以上、アクセスや人気については常にどこかで考えているし、その点から見ると人気の絶頂にいて全世界の頂点になれるほどの可能性を自ら放棄したビルカウリッツには全く共感するところがなかった。愚かだとすら思った。

しかしそれは間違いだったのだ。

トキオホテルの音楽はビルカウリッツの容姿無しでも十分に成り立つサウンドであった。彼が自分の容姿を放棄したことで、逆に純粋にサウンドだけに耳を傾けることができたというのもなんとも皮肉ではあるが…

音楽が良いと容姿もさほど気にならなくなってくるのも不思議である。

そうだ。DNCEのジョー・ジョナス↓のようでこれはこれでいいじゃないか。

Cake by The Ocean - Official Music Video (Teaser) - YouTube

 

というか全世界のファンがどんなにかつてのビルに戻って欲しくても、当然ながらそれを決めるのはファンではなくビル本人なのである。ついて来れるやつだけついて来いの精神なのだ。まさに嫌われる勇気である。本音で生きるである。俺の大好きな本のエッセンスを見事に体現してるのだ。(本人はそう思っていないかもしれないけど)

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

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本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方 (SB新書)

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そしてこの記事は色々な人に読んでいただきたいのはもちろんなのだが、「かつてのTOKIO HOTEL ファン」にこそ届いて欲しいと思う。ビルカウリッツの容姿に惹かれていたファンも、少なからずTOKIO HOTEL のサウンドも好きだったはずだ。

今のTOKIO HOTEL の音楽は間違いなく過去と比べても一番クールであり、容姿だけを理由に離れることが本当に勿体ない

そう、勿体なかったのは絶頂期に容姿を放棄したビルカウリッツではなく、変貌した容姿を理由に離れたファンの方だったのだ。

それに気付いたので今この文章を打っている。

当時TOKIO HOTEL が好きだった人もそうでない人も、現在のTOKIO HOTELの曲を一度聞いてみて欲しいと思う。

今度は奥さんに俺が力説するターンになりそうだ。

What If

What If

 

 

 

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